私は自分でもミステリーの漫画や小説を書いちゃうくらい、ミステリーが好きでして。
そんな私の、個人的最高に面白いミステリーアニメランキングです。
重要なネタバレは避けますが、内容や魅力を伝えるために軽いネタバレが含まれることもありますので、そこはご了承ください。
第20位:STEINS;GATE
ここが面白い!
中盤から後半にかけての展開が、もう本当に面白いです。
当時としてはすごく斬新だったし、かなり恐怖心をあおられる展開もありました。
驚きの真相もたくさんあって、クライマックスでの問題解決の手段も「おお!」って思ったのですよ。
しっかりハマって、映画も観ました。
また、2000年にインターネット上に現れた「ジョン・タイター」という謎の未来人を、ストーリーに絡めてきているのも面白かったですね。
ここは残念かも?
超人気作だし、アニメ好きならこれ観とけってレベルで語られる作品。
なぜこれが20位って思いますよね?
理由は、面白くなるまでに時間がかかりすぎるってとこです。
おもしろくなるのは、個人的には7話あたりから。
そこまでは結構静かで淡々とした話が続いていたんです。
仲間たちとのやりとりや雰囲気を楽しもうにも、主人公の中二病キャラ設定がどうにも感情移入できなかったのもマイナスだったかな。
そこを乗り越えたら、本当に面白い作品でしたけど。
第19位:しおんの王
ここが面白い!
主人公の両親が殺害されたときの状況の異常さが、特に引き付けられました。
将棋のトーナメント戦の参加者の中に犯人がまぎれていて、それがいったい誰なのか。
という謎の部分も不気味で、興味がそそられたんですよね。
少しずつ分かってくる真実と、そこから新たに生まれる謎。
謎が謎を呼ぶ展開に、グイグイ引き込まれていったわけですよ。
将棋界での人間関係やドラマもしっかり作りこまれていて、面白かったですねぇ。
ここは残念かも?
真相については賛否両論ありそうです。
私は悪くないと思ったけど、そこが「うーん」とうなってしまう人もいるかもしれません。
ただ、謎解きとミステリーならではのスリルや不気味さは、すごくいいと思いました。
第18位:GOSICK-ゴシック-
ここが面白い!
謎解きにおけるトリックがしっかり作りこまれた、本格的なミステリー。
ラノベっぽい軽さはあるけど、実は文芸として出版された作品のアニメ化なんですよね。
謎解きそのものも面白いし事件の不気味さもあって、ミステリーとしての完成度は高いと思いました。
あと、主人公の九条という男の子と探偵役でかつヒロインのヴィクトリカの関係性も、尊くてよかったなぁ。
ここは残念かも?
悪い部分はそんなにないんだけど、謎解きの面白味や先を観たくなるかで考えると、他のランキング入り作品に比べて劣っていた感じはします。
良くも悪くもきれいにまとまった作品かなーなんて(偉そうにすいません)。
第17位:博多豚骨ラーメンズ
ここが面白い!
第20回電撃小説大賞、大賞受賞作のアニメ化。
人口の3パーセントが殺し屋、それが博多、、、という「怒られないか?」と思っちゃうような設定だけど、そこがまず引き込まれる設定だと思いました。
魅力的でユニークなキャラたちが協力し合いながら事件を解決していくのは、爽快感もあってすごく面白かったですね。
裏社会で起きる事件がかなりエグくて痛ましいので、精神的に結構くるものがあるんですよ。
だけど作品全体の雰囲気は明るくて、こいつらの仲間になって活躍出来たら楽しそうと思えました。
出てくるやつらが、どいつもこいつもカッコいい!
ストーリーそのものも分かりやすいし、謎や解決する過程も興味が湧いて、グイグイ惹き込まれる良作。
悪いところも思いつかないし、ランキングもっと上位にもっていこうか悩んだ作品ですね。
第16位:屍鬼
ここが面白い!
第一話から、ものすごく不気味かつホラーな展開が、ものすごくよかったです。
閉鎖した村の中で起きている猟奇的な事件が、本当に怖い。
のどかな村に、場違いな屋敷を立てて引っ越してきた謎の家族の存在も不気味。
人が死んでいく理由も分からない中、死んだはずの人間の視線を感じたり、目撃したり。
その目撃も夢なのか現実なのかがあいまいで、ずっと怖いんですよ。
作画もホラーな雰囲気にマッチしていました。
私はカラオケ行くと必ずこのアニメのオープニングを映像付きで歌うんですけど、アニメを全然見ない友達たちもその映像を観て「おもしろそう」と言ってましたね。
ここは残念かも?
私自身は終盤の展開もかなりホラーで怖くてよかったけど、後半以降の展開には賛否両論ありそう。
第15位:東京リベンジャーズ
ここが面白い!
中学のころにヤンチャしていた時代と成人した現代を行き来できる能力を手に入れることで、未来で起きる不幸な結末を変えようとするタイムリープもの。
こういう設定はときどき見かけて既視感はあるけど、そこにヤンキー要素を入れてるところは斬新だと思いました。
また、ループして解決したはずなのに全然解決してなかったり、謎がどんどん増えていったりする展開は本当におもしろい。
未来で起きてしまう不幸も、本当に「え? なんで?」ってなって、裏に何が潜んでいるのかが全然見えなくて不気味でしたね。
なんでこんなことが起きるのか、黒幕はいるのか、いるとしたら誰なのか。
もう知りたくて知りたくて、観だしたら止まらない作品です。
第14位:烏は主を選ばない
ここが面白い!
このアニメは「カラスは主を選ばない」と「カラスに単は似合わない」という時間軸が同じ二つの小説を一つにまとめた作品なんですよね。
ものすごく売れているシリーズ小説なんですよ。
それだけ売れてる作品なので、もちろん内容もめちゃくちゃ面白い。
作画もすごくきれいだし、世界観の見せ方も圧巻でしたね。
遠くに山があって、その山のふもとに宗家の屋敷がドーンとあって、周囲には豪華な篭を運んでいるカラスたちが飛んでいて。
その風景だけで、スケール大きいぞっていうのが思いっきり伝わってきます。
最初は和風の群像劇なのかと思いますが、実はがっつりミステリー。
そして超おどろきの展開も待っています。
ここは残念かも?
難しいと思っちゃう人にとっては、1~2話観て諦めちゃう人もいるかもしれないですね。
私の友達が実際、2話ぐらいで観るのをやめちゃったらしいです。
確かに序盤から複雑な人間模様や細かい設定の話が出てくるので、諦めたくなる気持ちも分からないではないかな。
でも一緒に観た娘は、面白い面白いって言ってました。
正直、娘が楽しめるか、複雑って思わないか心配してたんですけど。
娘曰く「ハンターハンターの新世界編に比べれば全然分かりやすい方、余裕余裕」みたいなことを言ってました。
第13位:マイホームヒーロー
ここが面白い!
本作は普通のサラリーマンが娘を守るため、ハングレとの駆け引きや騙し合いをするというお話。
主人公が犯したヤバい事件により、ハングレたちに目を付けられるという展開からスタート。
バレたら家族もろとも消されてしまう、ギリギリの状況がものすごく怖かったですね。
しかも相手がハングレ集団だから、どんな目に合わされるかを想像しただけでも恐怖。
ハングレに捕まって拷問されるところも、ホラーとは全然別物の怖さがあるんですよ。
裏社会の怖さがもろに伝わってきます。
ここは残念かも?
アニメは一番面白い部分を放送して終わりました。
なのでアニメは本当に面白いです。
原作もこのあとどんどん面白くはなってくるのですが、途中の展開が個人的には読むのが疲れちゃった。
そこも賛否両論といえばそれまでですけどね。
第12位:オッドタクシー
ここが面白い!
登場人物が全員、二足歩行でしゃべる動物。
絵柄もあっさりしててかわいらしいけど、それに反して本格的なサスペンスでした。
展開も人間関係(動物関係?)の構図もおもしろいし、いろんなところで張っている伏線も興味がそそられました。
事件の真相が知りたくて、観だしたら止まらない作品ですね。
オチも伏線回収のやり方もお見事!
本格サスペンスならではって感じで、観終わった後の満足度もとても高いです。
あと、いろんな芸人が声優として登場するんですよ。
プロの声優さんではないから上手くはないけど、絶妙に棒読みっぽいのが逆に作品の雰囲気とマッチしていて良かったですね。
サルの警察官の兄弟がお笑いコンビのミキだったんですけど、個人的にお兄ちゃんの昴生さんの声が一番好きでした。
第11位:ダンガンロンパ
ここが面白い!
突然、見知らぬ場所に幽閉されて、殺人ゲームに参加させられるというデスゲーム系の作品。
デスゲームならではの緊張感が出まくってて、すごく良かったですね。
個人的にデスゲーム系では一番、雰囲気と恐怖感をあおるのがうまい作品だと思います。
殺人を犯した人は学級裁判でバレた場合にお仕置きとして死刑にされるんだけど、そのときのお仕置きタイムのやり方が残酷でエグ過ぎて、そこも怖いもの見たさで興味をそそられます。
ちなみにマスコット的なモノクマという進行役がいるんですが、声優さんの意外性が良い!
第一期では旧ドラえもんの大山のぶよさん。
第三期ではちびまる子ちゃんのTARAKOさん。
国民的アニメのイメージが強いお二人が狂気キャラを演じているのが、ギャップありまくりで面白かったですね。
ここは残念かも?
動機が雑なこともあったなと。
「そんな理由で殺人を犯かす?」と思っちゃうような動機もあったんですよね。
本作はゲームが原作ですが、私はゲーム未プレイ。
もしかしたらゲームではうまいことやってて、アニメだから端折った結果、あんな感じになったのかもと推測してます。
娘が大好きなゲームで、ゲームを強く推してくるんですよね。
第10位:デュラララ!!
ここが面白い!
ギャング同士のいざこざや人さらいまであって物騒な世界観だけど、東京の街並みのリアルさが個人的には好きです。
出張で東京に行くことも多いけど、一人暮らししてるときの駅のホームの物寂しい感じとかを思い出して懐かしい気持ちになります。
そして本作の一番の魅力は、意外な真相!
もう本当に意外で、そこがめちゃくちゃ良かった!
気付かない程度に伏線はりまくってるので、二週目は別の楽しみ方ができちゃうのもいいですね。
本作は世界観と意外性!
この二つが最高です。
モブキャラが灰色で描かれてるんですけど、実はそれも伏線だったんだなー。
スゲー!
第9位:DEATH NOTE -デスノート-
ここが面白い!
名前を書いた人物を殺すことができるノートという設定と、そのノートを使った頭脳戦、心理戦というストーリーの流れがものすごく斬新。
ネットじゃ色々と推理に穴があるとかツッコミも多いけど、いやいや、それも売れまくって多くの人が面白いと思った故でしょう。
世界一売れてるワンピースにアンチが多いのと一緒さ。
そうに違いない!
頭脳戦もちゃんと「おお! すげー」っていう展開の連続でした。
あと、探偵のLがとても魅力的でしたね。
目の下にはクマがあるし、常に甘いもの食べてるし、椅子に座る姿勢も変だし、最初に登場したときは想像と全然違ってたんですよね。
だから気に入った!
これぞギャップ萌え。
ここは残念かも?
後半も面白いではあったけど、前半から中盤までにくらべると消化試合感があったかな。
これに関しては、多くの人が同じ意見なんじゃないかと思います。
とはいえ最後まで見た方がいいですよー。有名なネットスラングにも出会えますからね。
第8位:輪るピングドラム
ここが面白い!
死んでしまった妹に乗り移った神様的な存在が「生存戦略」と叫んだ瞬間、よくわからん世界にワープさせられたり、よくわからん命令を受けたりする。
さらにはペンギンだかなんだか分からない、お助けキャラ的な謎の生物もうろちょろしてる。
とりあえず観てみないと想像ができない、ぶっ飛んだ世界観です。
そんな感じではあるものの、実はかなり怖いサスペンス展開に発展していくんですよね。
解き明かされる謎もゾッとさせられて、ぶっ飛んだ世界観がだんだん不気味さを帯びていくんです。
意外な真実が明かされたとき、はじめて自分が作品のミスリードにハマりまくっていたことに気付かされました。
真実の部分がすごく意外で驚愕で、ゾクゾクしたんですよね。
これぞサスペンスだ! って感じです。
あと、最後は号泣でした。
第7位:六花の勇者
ここが面白い!
選ばれた勇者が魔族と戦う系の、普通の異世界ファンタジー……と思いきや、実は人狼ゲーム的なミステリー作品。
モンスターもいる世界なのに、ミステリー展開になってからは勇者同士の犯人捜しがメインになって、モンスターはほとんど出なくなったなと。
でもちゃんとモンスターもミステリー要素に取り入れてるし、異世界ならではのミステリー要素がうまく使われているのが斬新ですごく面白いです。
状況証拠的な理由から、真っ先に主人公が疑われたのも展開として良かったですね。
こうなることで単なる犯人捜しになるのではなく、自分の疑いを晴らさなければ殺されるという緊張感が生まれたなと思いました。
実は私もこの作品に触発されて、異世界ミステリーのショートショートを書いちゃったことがあるんですよね。
以下の本に掲載してます
初心者でもすぐストーリーの作り方がマスターできるショートショート
ここは残念かも?
唐突な恋愛展開と急に闇落ちするキャラがいた、この二点。
ここはもう少し丁寧にやってほしかったかなと思いましたね。
第6位:僕だけがいない街
ここが面白い!
自分だけ時間が巻き戻る“リバイバル(再上映)”という現象に悩まされる青年・藤沼悟は、母を殺害されたことがきっかけで小学生時代の昭和63年にまで戻ってしまう。
というところからスタートする、タイムリープものですね。
このタイプの作品の中でも、かなり有名で人気のある作品です。
真犯人の狡猾さも一筋縄ではいかないと思わせる演出が効いてて、ものすごくスリリングでした。
犯人の存在が本当に不気味なんですよね。
過去に誘拐されて殺害された小学生の加代が不遇な子で、すごく守ってあげたくなるのも良かった。
そこも感情移入しやすい要素でしたね。
サスペンスはスロースタートな作品も多いけど、本作は冒頭からおもしろいです。
観だしたら止まらなくなること間違いなし!
第5位:ようこそ実力至上主義の教室へ
ここが面白い!
成績やイベントでの結果次第では即退学もあり得る、完全実力主義の学園。
そこで巻き起こる頭脳戦や心理戦が、超面白い作品です。
ルールの裏をかいた頭脳戦や別クラスとの取引といった駆け引きが、すごくおもしろい。
絶対ピンチ、これは負けた!
と思わせての逆転劇がすごいですよ。
でも本作での一番の魅力はそういった頭脳戦の面白さ以上に、主人公、綾小路のキャラクター性。
中二病男子があこがれるNo1主人公は、この綾小路だと勝手に思ってます。
この作品は綾小路の顔と行動が、面白さの半分以上を占めている!
第4位:アミテージ・ザ・サード
ここが面白い!
テラフォーミングされた火星を舞台に、非合法のロボットが次々と殺害されていくという、サイバーパンクの世界観で巻き起こるサスペンス作品。
古い作品だし、これを4位に持ってくるのはどうなんだろうって思ったけど、好きなもんは好きだからしょうがないってことで。
色んなオタク友達にこの作品を勧めてきたけど、今のところ「おもしろかった」と言ってもらえる率100%の成績です。
パンクなノリがハリウッド感あって面白いし、だけどヒロインのアミテージの心情がどこかいつもさみしそうで、切なくなってくるんですよね。
終わり方がさわやかで、名作を観終わった後にくるさみしい気持ちもたまらないですよ。
ここは残念かも?
古い作品だけに、絵柄がすごく古い。
さらにこの作品を観れるサブスクが、今のところ存在しないのがネックですね。
私はどうしてももう一度観たかったので、円盤を購入しました。
第3位:金田一少年の事件簿
ここが面白い!
有名すぎて頭から抜けてる人も多いんじゃないかと思うけど、面白いミステリーと言えば金田一少年の事件簿ですよ。
IQが高い高校生の男子が、様々な猟奇殺人の事件を解いていく。
ほとんどの事件がクローズドサークル状態で、犯人は登場するメンバーの中にいるというお決まりパターン。
設定自体はあまりにも単純だけど、猟奇殺人の演出の怖さは多くの人にトラウマを植え付けたレベル。
凝った設定に頼ることなく、本格ミステリーという要素一本だけで真っ向から勝負できるほど面白い作品です。
原作だと結構メインと思われる登場人物が殺害されたり犯人だったりすることもあって、そこもかなり怖い。
また、作者は犯行動機にかなりのこだわりがあるようで、毎回動機の練り込みがすごい。
思わず泣いてしまって、これはもう人を殺めても仕方がないと思えるものが多いのも本作の特徴の一つですね。
第2位:名探偵コナン
ここが面白い!
面白いミステリーが見たいんなら、コナン観ようよコナン。
内容の説明もいらないくらい有名だけど、めちゃくちゃ長い作品な上、アニオリ回も多いので、実は観ていない人も多いんじゃないですかね。
でも本当に面白すぎるし考察も楽しい作品なので、絶対観たほうがいい。
本筋のストーリーがどの回なのかをまとめたサイトも、ネットを検索すれば出てきますよ。
重要回だけを飛ばし飛ばし観れば、今からでも充分最新話に追いつけます。
黒の組織のバーボン編も、誰がバーボンなのかとか、あいつがバーボンじゃないなら一体何者なのかとか、もう考察が楽しすぎます。
組織No2のラムの正体も、ついに明らかになりましたねぇ。
そんな感じで謎が面白いコナンですが、実は恋愛展開が意外と尊いのも魅力です。
かなりニヤニヤできるし、切ない展開も多いんですよね。
蘭ねぇちゃん、角のせいでいじられまくってるけど、あんないい娘いないぞ。
あと、毎回映画がド派手なのも最高ですよね。
映画だけを観てもめっちゃ面白いですが、本編も観ながらの映画はさらに楽しめますよ。
第1位:ひぐらしのなく頃に
ここが面白い!
昭和58年の雛見沢という村で5年前に起きたバラバラ殺人。
それを機に、毎年、綿流しというお祭りの晩に、不可解な死を遂げる者と失踪する者が一人づつ出てしまう。
そんな村に引っ越してきた前原圭一は、一見のどかな村で起きる怪死事件に巻き込まれていく。
というのが冒頭の始まり。
でもこれは謎のほんの一部で、ほんとうに深くて複雑で、しっかり練り込まれた謎が存在している作品です。
雛見沢という村で、一体何が起きているのか。
そこがもう本当に分からなくて、謎が少し見えてきたかと思ったらまた深まって分らなくなって。
その謎の正体が知りたくて、観たらもう止まらなくなるのです。
また、設定もすごくおもしろいです。
本作は鬼隠し編、綿流し編、暇つぶし編といった感じで分かれているんだけど、それぞれがまったく別の話のように構成されているんですよ。
しかも鬼隠し編で死んだはずの人物が綿流し編で普通に再登場したり、時間軸が前後しているのかなと最初は疑問に思うんです。
それがなぜなのかを知ったときは感動してしまったんですよね。
今ではよく見る設定かもですが、この設定をサスペンスで流行らせたのはひぐらしなんじゃないかなと思ってます。
そして本作、とにかく怖すぎる!
第一章となる鬼隠し編からして、もうめちゃくちゃ怖い。
村ぐるみで過去の殺人を隠しているのかもしれない。
しかもそれは大人たちだけじゃなく、友達と思っていた女の子たちまで関与しているのかもしれない。
そんな中で疑心暗鬼になっていく主人公のけいいちと、豹変していく友達たちがもう本当に怖い。
でも、謎がスゴイと最初に言った通り、単なる村ぐるみがどうたらこうたらなんて浅いものじゃないんですけどね。
とにかく、普段はのどかな閉鎖した村の雰囲気もあいまって、めちゃくちゃ怖いです。
そんな怖い作品のはずなのに、なぜか雛見沢村の雰囲気にノスタルジックさを感じて好きになるのも魅力の一つですね。
ということで、いろんな魅力が詰まった「ひぐらしのなく頃に」。
ミステリー、サスペンス好きなら絶対に観るべきアニメですよ。
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