【烏は主を選ばない】レビューとクリエイター目線でのおすすめポイント【2024年春アニメ】

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この記事では2024年春から放送されたアニメ『烏は主を選ばない』の感想と、クリエイター目線で見た「ここに注目!」的な部分を忖度なくお伝え!

こちらはかなり売れた小説のアニメ化なんですよ。

YouTubeでも語ってます

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「烏は主を選ばない」のおすすめ度

Amazon.co.jpより(画像はアフィリエイトリンクです)
視聴13話まで観た感想
おすすめ度3★★★☆☆
キャラ4★★★★☆
ストーリー5★★★★★
設定・世界観5★★★★★
続きが見たくなる度3★★★☆☆

あらすじ

人の姿をした八咫烏(ヤタガラス)という、人間に変身できるカラスが支配する和風の異世界が舞台。

宗家と呼ばれている、砕けて言うと真ん中の一番偉い家があり、若宮という王子様みたいな立ち位置の人がいまして。
本編では、この若宮の奥さんを選ぶイベントみたいなものがあって、東西南北の分家が宗家へ姫を出しますと。

はてさて、若宮は一体どの姫を選ぶのか!
というのがこのイベントなわけですけど、話はそう単純じゃありません。

中央の宗家のお屋敷には、すでに東西南北の姫が集まっているのに……。
もうね……待てども待てども若宮は、全然姫たちの前に現れないんですよ。

でも若宮にも事情があって、何者かによる裏の企みや事件の真相を探っていたりしてるわけです。

という感じで、ストーリー的には複雑で難しそうに感じるんですけど、すごく面白いです。

よくできたストーリーというか、練り込まれまくっている世界観と設定と人間模様。

本作は若宮に仕える雪哉という少年が主人公で、この子がいろいろと若宮の指示のもと動き回るんですよね。
そして雪哉もまた、色んな策略や野望渦巻く事件に巻き込まれていくのです。

本作、最初は和風の異世界の華やかな生活や政治的な背景を描いた作品かと思いきや、かなりのサスペンス。

殺人事件なんかも起きたりして、華やかな世界の裏に見え隠れする謎がかなり不気味で見応えがありました。

原作は文藝春秋っていう出版社から出版されたファンタジー小説のシリーズ作品。
阿部智里先生が手掛ける「八咫烏シリーズ」で、シリーズ累計発行部数が200万部突破しているという、売れに売れまくってる作品なんですよ。

感想

めっちゃおもしろいよ

実は私もアニメになるずっと前に、シリーズの一つ「カラスに単は似合わない」という小説を読んでました。

もう一つの作品「カラスは主を選ばない」と「カラスに単は似合わない」という小説は時間軸が同じなんですよね。

「カラスに単は似合わない」は東西南北のうちの姫の一人、あせびという姫様の視点でストーリーが進んでいきます。
「カラスは主を選ばない」は私は読んでないんですけども、先ほど言った雪哉という少年の視点で進む小説だそうですね。

で、同じ時間軸のものが1つのアニメにまとまったわけです。

難しいと思っちゃう人にとっては1~2話観て、諦めちゃう人もいるかもしれないですね。
私の友達が実際、2話ぐらいで観るのをやめちゃったらしいです。

確かに序盤から複雑な人間模様や細かい設定の話が出てくるので、諦めたくなる気持ちも分からないではないかな。

でも、もったいない。
めちゃくちゃ面白いし、まず絵が綺麗。
世界観もすごいんですよね。

遠くに山があって、その山のふもとに宗家の屋敷がドーンとあって、周囲には豪華な篭を運んでいるカラスたちが飛んでいて。

その風景だけで、スケール大きいぞっていうのが思いっきり伝わってきます。

最初に示したおすすめ度と続きが見たくなる度、3にしてますけど個人的にはもっと高くしたいんですよね。

ただ、先ほどの私の友達の例もあり、2話ぐらいでやめちゃうって人もいるんだろうなっていうところで、低く見積もってます。

でも一緒に観ている娘は、面白い面白いと言ってますね。

正直なところ娘が楽しめるか、複雑すぎてついていけないって思わないか心配してたんですけど。
娘曰く、ハンターハンターの新世界編に比べれば全然分かりやすい方、余裕余裕みたいなことを言ってました。

学べるポイント

学べるポイントですけど……。

これ、あくまでも私の意見なんですけども、真似しない方がいい作品だと思ってます。

こういう群像劇や複雑なストーリーって、とにかく設定がすごいじゃないですか。
だからファンになるときは、もうかなり深くファンになると思うんですよ。
私もこういうの好きですし。

そうなったら、書き手としてはめちゃくちゃ憧れる作品なんですよね。
こういうすごいのが書きたかったんだって、創作者なら一度は思うことじゃないかなと。
例えば浦沢直樹先生の漫画とか「ひぐらしのなく頃に」とか、複雑なサスペンスも憧れちゃいますよね。

でもこういう複雑な設定や世界観に憧れたがゆえに、自作でもいろんな難しいことをしちゃいがち。
そして結局何が言いたいのか分からない、読者を置いてけぼりにする駄作が世に放たれるわけです。

いやまあ、絶対書くんだって思うのは自由ですし、全然書いてもいいとは思います。

ただ、下手に真似すると怪我するぞって感じです。
だから書くんだったら、本当にしっかり練り込んで資料もかき集めて、一生懸命書く。

その上で、読者を楽しませる意識を忘れないこと(複雑設定に憧れる人がケガするのは、この意識がないからってのが大半)。

でないと、マジでとんでもない駄作が出来ちゃいますからね。
私の過去の経験も込みで言ってます。

初心者のうちから下手にこんな作品を真似するのは、正直お勧めしないかな。

ちなみに本作、設定は難しい感じがあるし登場人物も多いし、裏で起きてる出来事や思惑、野望などが複雑に絡み合っているんですけど。
そこは視聴者に分かりやすく伝える工夫がなされてたりしますね。

例えば東家の姫の付き人みたいな人が、宗家や東西南北の関係性といった複雑な設定を解説するんですけど。
そういった説明をした後に「これは四家の代理戦争なのです」って言うんですよ。

あ、これは四家の代理戦争。なるほど、めっちゃ分かりやすい。
一言でまとめるとこれだって感じで、スパッとまとめたりするんですよね。

こういった作品を書く場合は自分の作った設定に酔うことなく、読者のことを考えて書かないといけないわけです。

難しいんですよ、マジで。
複雑な設定を考えるだけでも大変なのに、読者ファーストも忘れちゃいけないんですから。

他にもおもしろいアニメ、参考になる作品があれば、今後も紹介していきますね。

それにしても、最近はサブスクでアニメ見放題だから最高ですね。

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