今回は小説を書くうえで絶対に訪れる孤独を緩和するために私がやってきた、様々な小説関連の交流や活動と、交流の場に飛び込む方法などをお伝えしたいと思います。
- 小説を書いてると孤独で心が折れそう
- 交流したい、創作をもっと楽しみたい
- 創作生活にもっと刺激が欲しい
小説を書いていると、ほぼ必ずぶち当たる壁。
それが孤独感でしょう。
小説に限らず、創作というのは孤独との闘いでもあり、無策で乗り越えるにはかなりつらい壁ですよね。
この記事を読むことで、小説関連の交流や語らいの場の探し方や作り方がわかります。
そして孤独を乗り越えるだけでなく、普通じゃ味わえない創作者ならではの最高のひと時が過ごせるようになりますので、ぜひ最後までお付き合いくださいませ。
小説で楽しめる交流方法7選
交流の仕方を私の実体験ベースでお伝えしていきますので、参考にしてみてください。
リアル友達を誘って小説飲み会を開催
私がまっさきにやったのがこれ
小説の話を振ってみると、話に乗ってくる人とまったく乗ってこない人、はっきり二種類に分かれました。
小説を書いてる人はいなかったかぽよ
それがね、いたんですよね
プロのライター経験者でもあったんですよ
小説が好きな人に「俺、小説書いてるんだけど、できたら読んでみてもらえない?」って言ったら、読んでくれる可能性はかなり高いです。
そうやって自分の作品を読んでもらったら感想を聞くための飲み会を開いて、飲み会でワイワイやりながら感想や指摘を言ってもらってたんです。
さらに「次回はお題を決めて各自2000文字以内の作品を持ち寄って読み合おう」っていう流れに持っていって、定期的に飲み会をやってました。
なんか、陽キャの集まりぽよね
案外、小説好きの陽キャは多いぞ
まずは自分が小説書いてることをさりげなく周りに伝えてみて、小説に興味がありそうな人を探してみるところからですかね。
ネット内のコミュニティに参加
「小説 コミュニティ」で検索すると、結構出てきますね
Twitter、mixi、アメーバブログなどなど、SNS内でも探せば出てくるでしょう。
コミュニティでは主に以下のような形での交流があります。
- 「掲示板」で自分の作品を紹介したり、小説関連の情報が載せられていたり
- コミュニティによっては「オフ会」などのイベントを開催することがある
- 「チャット」で文章による対話ができる
- 「音声チャット」で会話を楽しめる
現代人なら知ってる人も多いかもですが、コミュニティではこういったことが行われているので、飛び込んでみるとよいでしょう。
積極的に対話に参加すれば、気の合う創作者との出会いもありそうぽよ
ちなみに「掲示板」で自分の作品を投げて反応を待つ、とかだと、おそらくあなたが欲しい交流タイムは得られません。
こういうのって、スルーされて終わるんですよね。
コミュニティで交流を楽しむコツは、とにかく対話に飛び込んでみること。
自分の作品だけじゃなく、メンバーの作品を読んで感想を伝えたり、メンバー同士の会話に混ざることです。
オフ会に参加するのもよいですね。
最近はzoomやDiscordでリモートオフ会もありますから、まずはコミュニティに参加してみて、掲示板でそういった情報を探してみましょう。
私も創作関連のオフ会に何度か参加したことがあります。
当時はmixiのコミュニティに参加してました。
メンバーの何人かとは、長い間、コミュニティ外でもリアル交流が続きましたよ。
小説講座の講演会に参加
孤独感もつらいけど、独学で続けるのもまた、しんどかったりしますよね。
そんなときは小説講座に参加してみるというのもいいでしょう。
ネットで検索してみたところ「鈴木輝一郎小説講座」というのが有名ぽいですね。
小説講座は通信系が多くて、まずはテキストに沿った作品を書いてから、先生に添削してもらうっていうのが通例です。
それだと孤独感は解決しないぽよ
そうですね
ですが講座の中には、講演会を開いているパターンもあって、私も「薄井ゆうじ」先生の講演会に何度か参加したことがあります
薄井先生は陽気な方で、講演会後は参加者を交えての交流の場を設けてくれたので、そこで色んな人とお話することができたんです。
今でも交流が続いていて、LINEでやり取りしてたりもします。
講演会の参加は数千円くらいなので、こういったものに参加すると、交流の機会を得られることがありますよ。
でも、コロナ禍のご時世だから講演会はなさそうぽよね
確かになー
文芸サークルや部活に参加
学生なら学校内の文芸部やサークルに所属してみるというのも、交流方法の一つですよね
お主は学生とは程遠い年齢ぽよね
無理ぽよね
ところが、一時期ですが大学の文芸サークルの集いに参加させてもらってたんですよね。
いうなれば大学生主催のオフでのコミュニティです。
オフ会で知り合った学生さんが誘ってくれたんですよ。
大学生の中におっさんが飛び込むとか、勇気がいるぽよ
確かに、私は彼らに比べて一回り以上年上だし、緊張したんですけどみなさん快く迎え入れてくれました
だけどたまーに、新メンバーがきたとき「なんでおっさんがいんねん」みたいな態度取られたりもしたんで、正直、若い人だけの集団の中に一人で飛び込むのは難易度高いかも。
それは仕方のないことぽよ
でもね、それでも普通に仲間として迎え入れてくれた人ばかりだったから、交流できてよかったと思ってますよ。
文芸バーに行ってみる
出張で大阪に飛んだとき、小説関連でいいとこないかなーって感じでネットで探してみたところ、見つけました。
「文学バー・リズール」です。
このお店ではいろいろとイベントをやっていて、小説好き同士の交流などを積極的に支援している感じですね。
私もとあるイベントに参加してみました。
- マスターから配られた短編の純文学小説をまずは読む
- その小説について、マスターから解説がある
- その小説について、それぞれ思ったことなどを挙手で語る
「筆者の気持ちを答えよ」みたいな、国語の授業かよってツッコみたくなるイベントでしたが、これがなかなかに楽しかったです。
イベントには店の椅子が足りなくなるほどの人が集まっていて、イベント後は自由にお客さん同士で会話を楽しんだり、店に置いてある本を読んだり。
ここで勇気を出せたら交流を深められたんだろうけど、常連さん同士でキャッキャしてたり仲間内で来ている人同士でキャッキャしてたりで、雰囲気にのまれて会話できずに帰っちゃったですよ。
人見知り発動したぽよね
東京にも「プチ文壇バー 月に吠える」というバーがありますね
雰囲気もすごく良さそうです
他にもあると思うので、ネットで探して足を運んでみてはいかがでしょう
このご時世だから難しいかもぽよ
コロナ禍が落ち着いたらいいぽよね
ま、結局それな
小説投稿サイトで交流
私は主にカクヨムで活動してたんですけど、カクヨムには自主企画というものがあって、「〇〇の人、作品読み合おう」といったものもあったりします。
私は参加したことはないですけど、こういうのに参加すると、感想がもらえたり交流できたりしますね。
他にもコンテストに参加してみて、参加者の作品を読んで感想を伝えてみたり。
カクヨムのコンテストでの交流については、この記事がおすすめぽよ
投稿サイトに限らずですが、交流したいのなら、まずは自分から相手の作品を読んで感想を伝えてあげるようにしましょう。
自分のを読んでって感じでTwitterなどで宣伝しまくっても、正直読む人はほとんどいませんし、交流してくれる人も見つからないです。
自分から読んで感想を伝えることで相手も喜ぶし、相手もこちらの作品を読んであげたいっていう気持ちになります。
もちろん、相手が自分の作品を必ず読むとは限りませんし、交流してくれるとも限りませんけど、そういうもんだって思いましょう。
読んで感想を伝えたら喜んでくれるし自分も気分がよくなりますので、時間の許す程度で無理なくやってみてください。
でもたまに、こちらの作品は全然読まないのに、自分の作品を読んで読んでって押してくる人がいたら、しんどいぽよ
たまーにいるかもですね
そういう人はテイカーと呼ばれるタイプの人間で、こちらが損しかしない人の可能性があります。
なるべく上手く逃げましょう。
同人誌即売会に参加
漫画を描いていたころ、沖縄の同人誌即売会に1度だけ参加したことがあります
しかもオリジナル作品で
売れるのかぽよ
まあ売れないですよね
でも、隣の人とお話できて、創作仲間になりました
それに、一応10冊くらいは売れたんですけど(といっても5冊くらいは友人とか)買ってくれた人の中にも創作者がいたみたいで、後からSNS経由でメッセージをもらい、ちょっとした創作仲間になりました。
でもそれは漫画で参加した話ぽよね
小説でも参加できますよ
少なくともラノベで参加していた人たちが実際にいました
あまり売れないかもですが、イベントに参加してみるというのはいい経験になるでしょう
それに小説オンリーの文学フリマだってありますよ
地方だと厳しそうだけど。。。
結局は色々と探して飛び込んでみたらいい
交流に関することをたくさん紹介してみましたが、結局のところ、いろいろと探して飛び込んでみるといいってことですね。
人見知りぽよ
怖いぽよ
確かに、知らん人に声かけるのってハードル高いですよね
でも、紹介したものの中で、なんとなく今すぐにできそうなやつもありましたでしょ。
ネットがある便利な時代なんで、探せばいくらでも自分が参加できそうなイベントがありますよ。
文芸に特化したお店やイベントに足を運ぶもよし、秋葉原でオタク文化に触れまくるもよし。
どうせ創作するなら、楽しむが勝ちです。
まとめ
- 小説で楽しめる交流方法7選
リアル友達を誘って小説飲み会を開催
ネット内のコミュニティに参加
小説講座に参加
文芸サークルや部活に参加
文芸バーに行ってみる
小説投稿サイトで交流
同人誌即売会に参加 - 結局は色々と探して飛び込んでみたらいい
小説を書くのは孤独との闘いぽよ
とはいえ一人で黙々と作業だけだと、心が折れそうですよね。
ということで、今回は小説を書いている人が楽しめる交流方法を7つ紹介してみました。
リアルの友達とか同級生、同僚の中にも小説好きはいるはずぽよ
自分が小説を書いていることをさりげなく伝えてみて小説好きを見つけ出し、飲み会を開いたり批評会を開いてみるのはいかがでしょう。
ちなみにこれ、めっちゃ楽しいです。
Twitterとかmixi、アメーバブログなどなど、SNS内にはコミュニティがたくさんあるぽよ
コミュニティでは自分の作品を紹介だけして放置している人も多いですが、それだと交流は始まりません。
交流したいなら会話に参加したりメンバーの作品を読んで感想を伝えたりするなど、積極的に輪の中に入っていく必要があります。
小説講座もググったらいろいろあるぽよ
通信講座も多いですが、交流したいという目的であれば講演会に参加するのがよいでしょう。
講演会で出会った人とは、今でも交流が続いてたりしますよ。
文芸サークルや部活に所属するのもいいぽよ
私はがっつり社会人ですが、大学生の輪の中に入れてもらったことがあります。
ファミレスでみんなで小説を書いたり休憩がてらお話したり、普通のおっさんじゃ味わえない青春を体験させてもらいました。
ちょっと痛いおじさんって思われてたんじゃないかぽよ
まあ、そうかもなーって思ったこともありましたけどね
文芸バーもよさそうぽよ
地方だと探してもあまり見つからないんですけど、大阪や東京に行く機会があったら足を運んでみてはいかがでしょう。
小説投稿サイトで交流するのもアリぽよ
私はカクヨムでたくさんの創作者と交流してきました。
受賞した時は、たくさんの人がお祝いコメントしてくれましたね。
同人誌即売会に参加してみるのもよさそうぽよ
文芸フリマもあるんで、そういったイベントに参加してみると、交流の機会を得ることも多々あります。
創作は孤独ですけど、普通に生活していたら味わえない楽しいこともたくさんありますので、いろんなイベントやコミュニティに飛び込んでみてください。
おつかれさまでした
コメント