おもしろいストーリーの作り方がわかない、アイデアが全然浮かばないとお悩みあなたへ。
世に出回っている面白くて売れている作品のストーリー構成を読み解き、吸収して自ら面白いストーリー構成を作り出せるようになる、超具体的なストーリーの作り方について解説します。
- なんとなくでストーリーを作っているが、おもしろく出来ているかわからない
- 面白いストーリーの作り方がわからない
- 面白いストーリーを量産したい
この記事を読むことで、初心者でも面白いストーリーを量産する方法がわかります。
その結果、
- アイデアがない状態でもおもしろいストーリーが作れる
- ストーリーが生み出せないという悩みが解消されます
- プロ並みのストーリーが作れて、プロデビューの確率を上げることができます
ぜひ最後までお付き合いください。
構成とは?
構成ってよく聞くけど、なんとなく分からないぽよ?
構成っていうのは砕けて言うと、ストーリーの順番です
- ストーリーの始まりはどのシーンからか
- ストーリーの序盤から中盤はどのような出来事が起こるか
- クライマックスではどのようなピンチが待ち受けているか
- どのようにストーリーが終結するか
こういったものです。
構成の型といえば「起承転結」「三幕構成」が有名ですね
とりあえず今回は、構成がどんなものかを何となく理解できていればOKです。
面白いストーリーには決まった構成パターンがある
「起承転結」なら分かるぽよ
でも、それが分かってても面白いストーリーが作れてる気がしないぽよ
確かに、この型だけで面白いストーリーが作れるかというと、微妙なところですよね
ですがこれから解説する方法は、「起承転結」「三幕構成」なんかより、もっと具体的に面白いストーリー構成を生み出す方法です。
面白いストーリー構成の作り方3ステップ
では、いきなり結論です
面白いストーリー構成は、プロの作品からいただいちゃうのです
それってパクリじゃないのかぽよ
全然違います
拝借させていただくのは、あくまでも構成
ネタや設定ではないのです
起承転結の構成で書かれたストーリーがパクリとはならないでしょう。
確かにぽよ
とりあえず手順から先に説明して、その後に具体的な例をお見せしますね。
ステップ1 プロット化
まず、おもしろいと思ったプロの作品をプロットの状態に起こします
プロットってなにぽよ?
ストーリーを時系列で場面ごとに書き記したもので、小説の設計書といえるものですね
人によってプロットの作り方は様々ですが、今回のプロット化に関しては箇条書きタイプのプロットにしてください。
また、慣れないうちは短編で練習することをオススメします。
今回の手法にピッタリの短編漫画を以下で紹介していますので、ご参考まで。
ステップ2 抽象化
プロットにしたら、その内容を抽象化します
抽象化ってなにぽよ?
各場面ごとに、具体的じゃない曖昧な表現に書き直すことですね
例えば、
プロット:「名前が書かれると、書かれた人間が死ぬノートを拾う」
抽象化 :「特殊な能力を宿したアイテムを拾う」
といった感じで、具体的なプロットの文章を抽象的にするんです
このようにプロット化したすべての場面を抽象化すると、その作品がどんな構成で出来ているのかが、とても分かりやすい状態になります。
上手いラーメン屋のスープをすすりながら、レシピを盗む作業ってわけですね。
ステップ3 別のストーリーに置き換え
抽象化することで、おもしろい作品のレシピが手に入りましたね
このレシピこそが、まさに面白いストーリーの構成というわけです。
あとは手に入れた構成をそのまま使って、自分の考えた別のストーリーに置き換えてしまいましょう。
はい、やり方の3ステップをご説明しました
いかがでしょうか
まったくわからないぽよ
構成の作り方 3ステップ実践例
論より証拠!
では、実際にやってみましょうか
手順は以下の3ステップでしたね。
- プロット化
- 抽象化
- 別のストーリーに置き換え
どの作品でやるぽよ
「君膵」かぽよ?
「星新一」とか「乙一」の短編かぽよ?
いやー、さすがに他人の作品を勝手に使って公開するのはよくないですよねえ
今回はやり方の指南なので、とりあえず私が過去に描いた漫画を使いましょう
がっかりぽよ
まあまあ
小説も漫画もやり方は同じですし、漫画の方が絵もあって分かりやすいでしょ
というわけで、これから実際にやってみせるんですが、元となるストーリーをまずは知ってもらうために、以下の漫画を読んできてください
だいぶ前に描いた作品なんで、画力の粗は気にしないでくださいね。
いきなり言い訳からスタートぽよね
実践例ステップ1 プロット化
では、プロット化していきましょう
お主の作品だからテンションは上がらぬが、やって見せたまえぽよ
- 主人公の「たもつ」は「これからすごいことをやって見せる」と言って、画鋲をばらまいた床に飛び乗って見せる。
- しかし偶然通りかかった先生がつまずいた拍子に出席簿を飛ばし、「たもつ」の足元に落ちて画鋲が足に刺さることはなかった。
- 危険なことをしている「たもつ」を見かけた姉の「たかこ」が「また危険なことをしてる」と叱りつけるが、「たもつ」は反抗的な態度をとる。
- 「たもつ」は再び友達に自分の能力を知らしめるため、アパートの屋上の塀の上を全力で走り出す。
- 足を滑らせて屋上から落ちた「たもつ」だったが、木の枝に引っかかって無事。
さらにアパートの一室のベランダに着地。
しかしその行為を目撃した「たかこ」のげんこつが飛ぶ。 - たむろしている年上のヤンキーを恐がっていた友達に「あんなのが怖いのか?」と言って、友達が止めるのも聞かずにヤンキーたちを煽る。
- 友達は助けを呼ぶために走り回り、そこで「たかこ」と遭遇。
「たかこ」が「たもつ」を助けるために走り出す。 - 一方、ヤンキーに裏路地へ連れていかれた「たもつ」
- 一人のヤンキーが「たもつ」に殴りかかるも、上から落ちてきた植木鉢がヤンキーの脳天にヒット。ヤンキー一人が気絶する。
- さらに「たもつ」を殴ろうとするもう一人のヤンキーも、飛んできた新聞紙に邪魔をされる。
- ヤンキーは鉄パイプを振り上げて脅すも、「たもつ」はヤンキーをさらに煽り、キレたヤンキーによって、ついには鉄パイプが振り下ろされる。
- その鉄パイプは助けに入った「たかこ」の頭に直撃する。
- 病院に運ばれる「たかこ」。
山を越えて一命をとりとめる。 - 包帯をしてベッドで寝ている「たかこ」から「もう危険なことをしちゃだめだぞ」と軽いげんこつ。
「たもつ」は能力を過信して姉を傷つけたことを後悔し、泣きながら心の中で姉に謝る。 - 三年後、能力も消え、頭をぶつけて、痛みというものを知りつつ今も日常を生きている。
はい、プロット化しました
実践例ステップ2 抽象化
まずは一番最初の、この部分を抽象化してみましょう
【プロット】
- 主人公の「たもつ」は「これからすごいことをやって見せる」と言って、画鋲をばらまいた床に飛び乗って見せる。
- しかし偶然通りかかった先生がつまずいた拍子に出席簿を飛ばし、「たもつ」の足元に落ちて画鋲が足に刺さることはなかった。
これをぼんやり抽象化させると
【抽象化】
- 特殊な能力を持つ主人公。
その能力を誇示するためだけに能力を使う。
こんな感じですね
ちなみに抽象化するときは、箇条書きでプロット化したものをすべて一対一にする必要はないですよ。
さてさて、次々いきましょうか。
【プロット】
- 危険なことをしている「たもつ」を見かけた姉の「たかこ」が「また危険なことをしてる」と叱りつけるが、「たもつ」は反抗的な態度をとる。
【抽象化】
- 第三者にその行為をとがめられるも、舐めプする主人公。
【プロット】
- 「たもつ」は再び友達に自分の能力を知らしめるため、アパートの屋上の塀の上を全力で走り出す。
- 足を滑らせて屋上から落ちた「たもつ」だったが、木の枝に引っかかって無事。
- さらにアパートの一室のベランダに着地。
- しかしその行為を目撃した「たかこ」のげんこつが飛ぶ。
【抽象化】
- 更に能力を乱用する主人公
【プロット】
- たむろしている年上のヤンキーを恐がっていた友達に「あんなのが怖いのか?」と言って、友達が止めるのも聞かずにヤンキーたちを煽る。
- 友達は助けを呼ぶために走り回り、そこで「たかこ」と遭遇。
- 「たかこ」が「たもつ」を助けるために走り出す。
- 一方、ヤンキーに裏路地へ連れていかれた「たもつ」。
- 一人のヤンキーが「たもつ」に殴りかかるも、上から落ちてきた植木鉢がヤンキーの脳天にヒット。ヤンキー一人が気絶する。
- さらに「たもつ」を殴ろうとするもう一人のヤンキーも、飛んできた新聞紙に邪魔をされる。
【抽象化】
- 能力を過信し、危険な行為にも自ら飛び込む。
【プロット】
- ヤンキーは鉄パイプを振り上げて脅すも、「たもつ」はヤンキーをさらに煽り、キレたヤンキーによって、ついには鉄パイプが振り下ろされる。
- その鉄パイプは助けに入った「たかこ」の頭に直撃する。
- 病院に運ばれる「たかこ」。
- 山を越えて一命をとりとめる。
【抽象化】
- その結果、自分ではなく大切な人が痛い目を見る。
【プロット】
- 包帯をしてベッドで寝ている「たかこ」から「もう危険なことをしちゃだめだぞ」と軽いげんこつ。
「たもつ」は能力を過信して姉を傷つけたことを後悔し、泣きながら心の中で姉に謝る。
【抽象化】
- 能力の過信と乱用を後悔し、反省する。
【プロット】
- 三年後、能力も消え、頭をぶつけて、痛みというものを知りつつ今も日常を生きている。
【抽象化】
- 行動を改める。
- 特殊な能力を持つ主人公。
その能力を誇示するためだけに能力を使う。 - 第三者にその行為をとがめられるも、舐めプする主人公。
- 更に能力を乱用する主人公。
- 能力を過信し、危険な行為にも自ら飛び込む。
- その結果、自分ではなく大切な人が痛い目を見る。
- 能力の過信と乱用を後悔し、反省する。
- 行動を改める。
だいぶ短くなったぽよね
こうやって眺めると、構成がよくわかりますでしょう
これが私の過去作品「最強の力」のレシピというわけです
実践例ステップ3 別のストーリーに置き換え
抽象化によって手に入れた構成を利用して、別のストーリーに置き換えてみましょう
【抽象化】
- 特殊な能力を持つ主人公。
その能力を誇示するためだけに能力を使う
【再構築】
- 大量に購入した外れの宝くじを眺めながら、「せめて元は取りたかった」と考えつつ眠りにつく。
すると夢の中で宝くじが当たる夢を見る。 - 次の日、宝くじを買ってみると購入した枚数の金額と同じ金額分だけ当選する。
- 以前からそのような予知夢的な夢を見ていた主人公。
【抽象化】
- 第三者にその行為をとがめられるも、舐めプする主人公。
【再構築】
- 密かに思いを寄せているヒロインにそのことを話して「その予知に従うだけで楽な生活ができる」と言ってみると、「ちゃんと自分で正しいか判断して行動しないとダメだよ」と言われる。
【抽象化】
- 更に能力を乱用する主人公。
【再構築】
- その日の夜、どうせならもっとお金が欲しい、と考えながら寝ると傘を持って出かける夢を見る。
- 天気予報では晴れだったが、夢のとおりに傘を持って出かけると、傘マニアの外国人が現れ、主人公が手にしている傘が実はマニアの間で希少価値のあるものだと判明。
- 十万円で売れる。
【抽象化】
- 能力を過信し、危険な行為にも自ら飛び込む。
【再構築】
- 自分の能力に気づいた主人公は、ヒロインとの両想いを願う。
- すると夢の中でほうきを持ったゆるキャラがニコニコと近づいてきて、主人公がほうきを指さして「素敵なほうきですね」と褒めるという光景を見る。
- 次の日、ほうきのように髪をおったてた強面の男と肩がぶつかり、因縁をつけられる。
- 夢を思い出した主人公は、ほうき頭を指出しながら「素敵なほうき」ですね、と言って男をキレさせる。
- 逃げ出した主人公。
【抽象化】
- その結果、自分ではなく大切な人が痛い目を見る。
【再構築】
- その後、ヒロインと遭遇し、一緒に歩いて会話するが、その様子を偶然見ていたほうき頭の男が、ヒロインを連れ去って乱暴をしようとする。
【抽象化】
- 能力の過信と乱用を後悔し、反省する。
【再構築】
- 主人公が助けに入ってボコボコにされるも、どうにかヒロインを守ることは成功。
- 身を挺して守ってくれた主人公にヒロインは抱きつく。
- 夢のとおりにヒロインと両想いになれるも、自分のせいでヒロインを危険な目に合わせたことを後悔する主人公。
【抽象化】
- 行動を改める。
【再構築】
- その後、ヒロインとの関係はうまくいきつつ、能力に頼ることなく日々を過ごす。
- 大量に購入した外れの宝くじを眺めながら、「せめて元は取りたかった」と考えつつ眠りにつく。
すると夢の中で宝くじが当たる夢を見る。 - 次の日、宝くじを買ってみると購入した枚数の金額と同じ金額分だけ当選する。
- 以前からそのような予知夢的な夢を見ていた主人公。
- 密かに思いを寄せているヒロインにそのことを話して「その予知に従うだけで楽な生活ができる」と言ってみると、「ちゃんと自分で正しいか判断して行動しないとダメだよ」と言われる。
- その日の夜、どうせならもっとお金が欲しい、と考えながら寝ると傘を持って出かける夢を見る。
- 天気予報では晴れだったが、夢のとおりに傘を持って出かけると、傘マニアの外国人が現れ、主人公が手にしている傘が実はマニアの間で希少価値のあるものだと判明。
- 十万円で売れる。
- 自分の能力に気づいた主人公は、ヒロインとの両想いを願う。
- すると夢の中でほうきを持ったゆるキャラがニコニコと近づいてきて、主人公がほうきを指さして「素敵なほうきですね」と褒めるという光景を見る。
- 次の日、ほうきのように髪をおったてた強面の男と肩がぶつかり、因縁をつけられる。
- 夢を思い出した主人公は、ほうき頭を指出しながら「素敵なほうき」ですね、と言って男をキレさせる。
- 逃げ出した主人公。
- その後、ヒロインと遭遇し、一緒に歩いて会話するが、その様子を偶然見ていたほうき頭の男が、ヒロインを連れ去って乱暴をしようとする。
- 主人公が助けに入ってボコボコにされるも、どうにかヒロインを守ることは成功。
- 身を挺して守ってくれた主人公にヒロインは抱きつく。
- 夢のとおりにヒロインと両想いになれるも、自分のせいでヒロインを危険な目に合わせたことを後悔する主人公。
- その後、ヒロインとの関係はうまくいきつつ、能力に頼ることなく日々を過ごす。
とりあえず、こんな感じでいかがでしょう
元となった「最強の力」の構成はそのままですが、まったく別のストーリーに置き換わりました。
短編がたくさん作れそうな気がするぽよ
ところで荒木飛呂彦先生の「死刑執行中脱獄進行中」という読み切り漫画をご存知でしょうか。
私はその読み切りの構成だけを利用して「レンジとシン」という作品を作ったことがあります。
読者からも友達からもなかなか評判がよく「これ面白い! 死刑執行中脱獄進行中を彷彿とさせる!」という嬉しい感想も!
しっかりバレてるじゃないかぽよ
面白い構成はジャンルを超える
例えば面白いファンタジー小説の構成を考えるとき、何を参考にしますか?
面白いファンタジーの作品を参考にするぽよ
半分は正解ですが、実はファンタジーに限らず、ストーリー構成はどんな作品でも参考にできます
例えばこの記事でめっちゃオススメしている「静かなるドン」。
この極道漫画「静かなるドン」のストーリー構成をもとに、異世界ものを書くことも可能!!
【静かなるドン】
- 昼間は会社の先輩女性社員に恋している、冴えない下着会社の平社員。
- サングラスを付ければ、たちまち関東最大の暴力団組織の総長に早変わり。
【異世界ファンタジー】
- 普段はお姫様を慕う、冴えない見習い兵士。
- その正体は魔族の頂点に君臨する魔王の息子。
そのうち、このストーリーでラノベ書こうかな~とか思ってたりします
ということで、面白い構成というのはジャンルを問わないのです。
むしろ違うジャンルを参考にすることで、斬新なストーリー構成が生み出されるかもしれません。
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まとめ
- 構成とは?
- 面白いストーリーには決まった構成パターンがある
- 面白いストーリー構成の作り方3ステップ
ステップ1 プロット化
ステップ2 抽象化
ステップ3 別のストーリーに置き換え - 構成の作り方 3ステップ実践例
実践例ステップ1 プロット化
実践例ステップ2 抽象化
実践例ステップ3 別のストーリーに置き換え - 面白い構成はジャンルを超える
構成とはストーリーの順番ぽよ
面白い構成にはパターンがありますね
「起承転結」「三幕構成」が有名です
でもそれだけだと面白い作品が作れる気がしないぽよ
なので、プロの面白い作品から構成を抜き出しましょう
構成を抜き出すには3つのステップがあるぽよ
- ステップ1 プロット化
- ステップ2 抽象化
- ステップ3 別のストーリーに置き換え
ステップ1、まず面白い小説だったり漫画などを、プロットの状態にします。
ステップ2、プロットを抽象化します。
抽象化した状態が、面白い作品の構成ぽよね
ステップ3、抽象化した構成を元に、自分のオリジナルストーリーへ置き換えます。
同じ構成でもネタや登場人物を変えるだけで、まったく違うストーリーが量産できますね。
ストーリー構成はジャンルを問わず、ゴルゴ13などの大人漫画を少年誌のバトル漫画に置き換えることだってできますよ
デスゲーム系をラブコメに置き換えてみるのも、面白そうぽよね
ではこの手法を使って、面白いストーリーをたくさん作ってみてください。
おつかれさまでした
この方法を応用して作成した、おもしろいミステリー構成テンプレートや、おもしろい異世界転生ラノベのテンプレートを以下の記事で公開しています。
ご活用いただけたら幸いです。
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