【喧嘩独学】かませ犬の作り方とヘイトチャージ【ストーリーの作り方が学べるアニメレビュー】

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この記事では2024年春に放送されたアニメ『喧嘩独学』の感想と、クリエイター目線で見た「ストーリー作りの学びどころ」をお伝え!

これ、私めっちゃ面白かったんですよね。
なんかハマっちゃいました。

YouTubeでも語ってます

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『喧嘩独学』のおすすめ度

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5段階評価

視聴12話の途中まで観た感想
おすすめ度4★★★★☆
キャラ4★★★★☆
ストーリー3★★★☆☆
続きが見たくなる度4★★★★☆

あらすじ

母親の入院費を稼ぐために、バイトをしながら貧乏生活を送る志村。
その志村は、スクールカーストでめちゃくちゃ下の男子生徒なんですよね。

で、ある日。
クラスメイトのカネゴンという結構嫌な奴がいて、コイツが威張りながら志村に「パソコン使わせろや」みたいな感じで家に上がり込んできますと。

さすがの志村もついにはぶち切れて、志村の家でこのカネゴンと喧嘩するんですよ。
自分の家なのに、なんで使わせないといけないんだ、みたいな感じで。

実はそのとき、カネゴンはNewTubeっていう動画投稿サイト(まあYouTubeですよね)で収録中でした。
で、二人の喧嘩が偶然にも、全世界に配信されちゃったわけです。

その喧嘩が妙に面白くて再生数が伸び、なんと一晩で1,000万再生(あり得るんかこれ……)。
再生数を稼いだことによって、NewTubeが金になることを知った志村。

今までバイトしながら貧乏生活を送っていたのに、クラスメートの不良はうまいことNewTubeで生配信などで稼いでいる。
かたや自分は、低い時給で必死に働く貧乏人。
この差はいったいなんなんだ。

ってことで、みじめな生活を脱却するため!
そして母親の入院費を稼ぐため!
志村、NewTuberになります!

肝心の配信内容ですけど、これが面白いんですよね。

学校では不良にいじめられ続けているというのもあり、志村は対抗するため喧嘩のやり方を学ぶことにしました。
そして偶然、素人が喧嘩に勝つ方法という動画を配信している謎のチャンネルを見つけ、志村は動画の内容に沿って特訓しまくるわけです。

そして不良との喧嘩!
この喧嘩を生配信するわけですよ。

最終的に不良だけでなく、プロ格闘家にも挑むんですよね。
喧嘩の勝ち方の動画を観て、対策を練って練って練りまくって喧嘩して勝つ!

そして、どんどん人気のYouTuberになっていくストーリーです。

感想

私としては、かなり刺さりまくりでめちゃくちゃ好きですね

原作は韓国の漫画家さんが描いた漫画で、韓国のサイトで連載してたらしいです。
日本ではLINEマンガで連載されいますね。

ちなみに韓国の漫画では登場人物の名前は韓国人で、舞台も韓国。
それを日本バージョンにして舞台も日本に移し、キャラも日本人に変更して連載されたとのこと。

第25回文化庁メディア芸術祭の漫画部門で、審査委員会の推薦作品に選出されたそうです。
肩書きも結構すごいなって思うんですけども、それだけに面白かったですね。

そもそも、こういう作品を私が好きだからってのもあるかもしれないですけど。

昔「ホーリーランド」という漫画があったんですけど、令和版ホーリーランドって感じですね。

ただホーリーランドはものすごく面白くて好きだったんですけど、雰囲気がちょっと暗めな感じもありました。
だけどこの「喧嘩独学」は結構ギャグ調もあって、作品全体が明るめですね。
そういった部分では、ホーリーランドと一風違った面白さがあるなって思いました。

設定にライブ配信を加える今どきっぽさも、面白いですよね。

私がこの作品でやっぱりいいなって思うところのもう1つが、ちゃんと努力して相手を倒していくところ。

家にこもって対策しまくって、ちゃんとやることやった上で戦って勝つ!
みたいなところが個人的に刺ささりました(まあ、おっさんだからかな)。

いじめられっ子だった主人公がどんどん強くなって、かっこよくなっていくんですよね。

ところで、動画編集を担当する役割としてメンバーに入ってくる八潮秋(やしお あき)という女の子がいるんですけど。
めちゃくちゃタイプです。めっちゃ私刺さってます(笑)。

あと、もうひとつ。
これはぜひとも試してほしいんですけど。

「喧嘩独学」のオープニング。これは絶対に1.5倍速で聞いてほしいです。

私はアニメを1.5倍速で観ることが多いので気づいたんですけど、1.5倍速で聞いたらめっちゃかっこいい曲になるんですよ。
1倍速で聞くとゆったりしてるんですけど、そこはぜひ1.5倍速で聞いてみてください。

学べるポイント

「喧嘩独学」で学べるポイントは!

  • 噛ませ犬キャラの作り方
  • ヘイトチャージとざまぁ

噛ませ犬キャラの作り方

この作品、噛ませ犬キャラを作るのがめちゃくちゃうまいですね。

登場する不良の噛ませ犬キャラたちが、もうめっちゃムカつくんですよ。

プロ格闘家の敵とかはムカつき度もそんなになくて、真剣なバトルやってるなって感じですけど。

登場するヤンキーはめっちゃムカつく!
ライブ配信してるときはヘラヘラといい人ぶってるけど、裏では主人公をいじめまくるという。
もうね、最低なやつらなんですよ。

漫画で出てくる噛ませ犬のヤンキーキャラとかを見ると、
「こんなやついるいる」
って思いますよね。

でも思い返してみると実のところ、漫画の噛ませ犬ほど最低なやつってなかなかいないんですよね、普通は。

現実にいるヤンキーや威張り散らしたやつらは酷いことするけど、どこかしら中途半端に良い部分もあります。

というか、悪いことに対してどこかしらブレーキはあります。

例えば小さい女の子を足蹴にするなんて、さすがにリアルでやるやついないじゃないですか。

でもアニメとか漫画に出てくる噛ませ犬連中は、それができるわけです。
噛ませ犬を作る場合は、そういった最低な部分は徹底しないといけないんですよね。
中途半端にいいやつの部分を出しちゃダメなんですよ。

本作はそういった噛ませ犬の作り方がうまいです。
もうね、見てて本当にイライラするんで。

ヘイトチャージとざまぁ

本作の学べるポイント、その2。
これは噛ませ犬の作り方と関連しますが、ヘイトチャージと「ざまぁ」。
ヘイトチャージとは、噛ませ犬などが悪いことや最低なことをやっていくことで、視聴者のイライラを積み上げていくこと。

そういったヘイトをどんどん溜めて溜めて、最後に主人公がぶっ飛ばしたりしてスカッとする、そういった仕掛けです。

本作はヘイトの積み上げ方が、すごく丁寧なんですよね。

異世界系の作品でもヘイトチャージを活用していることが多いんですけども、異世界系の場合は溜めて溜めて、割と早めにざまぁへ持ってくるパターンが多いです。

でも本作に関しては、主人公がいじめ抜かれてひどい目に合わされます。
後々、絶対この主人公が噛ませ犬をぶっ飛ばすっていうのは、展開的に分かるんです。
絶対そうじゃないですか。
そうじゃないと嫌じゃないですか。

だから、もう早くぶっ飛ばしてほしい!
早くざまぁが観たい!
って視聴者に思わせるんです。

でも焦らすんですよ、この作品。
そして溜めて溜めて溜めて、最終的にぶっ飛ばすわけです。
気持ちよさ、爽快感が倍増でしたね。

特に「おへそ三銃士」っていう3人組のNewTuberがいるんですけども。
こいつらがむちゃくちゃ腹立ったんですよね。
だからもう、こいつらをざまぁする瞬間、思わず「よっしゃ!」って声を上げるぐらい興奮しちゃいました。

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