この記事では、無名の作品でもカクヨムでPVや☆を獲得できる方法について解説。
こんな人に読んでほしい
- カクヨムに出しても★一桁
- 全然読まれないので辛い
- カクヨムで読まれてる作家に嫉妬
この記事ではそんな方々に向けて、カクヨムでのPVの伸ばし方を解説します。
ちなみに私はカクヨムコンの読者選考の通過率80%。
そしてPVが1万以下の弱小だった状態から、PVを上げることに特化して作品を作り、一気に19万PVまで伸ばすことにも成功しています。
この記事を読めば、あなたも読者選考を通過できるようになりますので、ぜひ最後までお付き合いください。
PVを伸ばす2つの方法
おぬしのカクヨム初投稿作品、PV14だったぽよね
読まれないって、ツラいですよねぇホント。。。
まあそんな私でしたが、どのようにPVを伸ばしたのかをお伝えします。
まず、伸ばす方法は2パターン。
- 読者に読まれるものを書く
- 交流がんばる
私はどちらも試して、それなりに結果を得ました。
再現性も高いですよ。
①読者に読まれるものを書く
何を当たり前なこといっとるぽよ
それがわからんから苦労してるんだぽよ
いやいや、カクヨムやなろうで読まれるストーリーって、ちゃんと研究すればかなりわかりやすいですよ
ちなみに「なるほど、異世界転生ねーハイハイ」などという単純なものじゃなく、
- タイトル、キャッチコピーでカクヨム読者にポチられやすい型を使う
- あらすじはカクヨム読者が読みたくなる文章にする
- ストーリー展開、特に冒頭は人気ジャンルのテンプレ構成にする
- タグやタイトルはSEO(検索キーワードで上位にきやすくする)を意識する
- 毎日更新(人の目に触れる率がかなり上がる)
といったことをしっかりやることです。
ジャンルを異世界転生にしたとしても、自分が書きたいように書いてるだけでは伸びないんですよ。
ちなみに私は実験的に上記のものを徹底して作品を書き、カクヨムに投稿してみました。
☆は約300、PV19万越え、フォロワー1,000人以上という結果に!
過去に私が受賞した作品の10倍以上の実績。
フォロワーも9割以上が初見の読専さんです。
上記のことを徹底すれば、無名からでもPVを伸ばすことは可能ということが実感できました。
一応私は受賞作家ではありますが、それももう5年以上前です。
また、TwitterなどのSNSでカクヨムの告知をしても、PVには大きな影響はありません(でも濃い関係の方が読んでくれて、感想とかいただけちゃうのでそれはそれですごくうれしいです)。
加えて、今回の作品のフォロワーのほとんどが初見の読専だったことからも、無名でもいけるという証明になっていると考えます。
タイトル、キャッチコピー、あらすじについて
「なろうRaWi」というサイトで判定し、SランクやAランクを取るタイトル、キャッチコピー、あらすじにしてみるとよいでしょう。
最近はやりの長いタイトルですが、長ければいいなんてものでもないです。
タイトルを見ただけで内容が分かり、「主人公が何のために行動したら、結果うれしいことが起きました!」みたいなことが分かるものがよいようです。
Sランクになるまでチャレンジしてみるのもよいかと。
ストーリー展開について
特に冒頭は、書こうとしているジャンルのテンプレを意識するとよいです。
例えば追放系の場合。
追放してきた相手をざまぁするところまでが、多くの作品によってテンプレ化されていると思います。
この構成をきっちり守るわけですね。
なので自分が勝負しようとしているジャンルで人気のある作品の冒頭を読んで、構成を研究し、真似てみましょう。
ちなみにストーリーをパクるのではなく、あくまで構成をパクること。
今回、私は追放ざまぁ系の作品を書いたので、そちらを例にすると。
いきなり理不尽に追放される (追放した連中のざまぁを読者に期待させる) |
ヒロインとの出会い (もしくは一緒に追放されるでもいいかな) |
追放してきた連中、ヒロインにちょっかい出してくる |
ヒロインを助けるためにそいつらを懲らしめる それを見ていた周りの人々から称賛の声 それを見ていた強者から高い評価を受ける ヒロインに惚れてもらう |
ざっとこんな感じでしょうか。
よく見るテンプレ展開ですよね。
このように、自分のストーリーに置き換えつつテンプレ展開にもっていくわけです。
タグやタイトルのSEO対策
カクヨムは検索で作品を探すことができます。
なので、自分の作品でかつ検索されそうなキーワードをタグに設定しましょう。
これ、適当にしちゃダメですよマジで。
ランキング上位のタグを見て、はやりのタグをつけるのがよいですね。
タイトルや紹介文に含まれるワードも検索によって引っかかるので、タグではキーワードが足りないと思った場合、タイトルにもキーワードを入れるようにしてみるとよいでしょう。
毎日更新
私が現在連載している作品ですが、最初は毎日更新していました。
更新を続けていた当初は、ランキングも異世界ファンタジーの週間ランキング100位近くまで上昇。
で、後半は2日に1話更新にペースを落としました。
その結果、更新した日はPVが1,000を超えるけど、更新しない日は300くらいまで落ちます。
やはり毎日更新がベストのようですね。
以下の本で、もっと詳しく解説してるぽよ
実際にPVを伸ばしたときのデータも公開してるんだぽよ
初心者でも読まれまくるWEB小説の書き方: 弱小アカウントから一気にPV17万達成したWEB小説体験記
②交流がんばる
私は過去にWEBコン含めて、カクヨムの読者選考型のコンテストに5回エントリーしています。
そのうちの4回は選考通過、受賞も経験しています。
読者選考通過率80%でございます。
交流はいんちき、フェアーじゃないという声もあるかもですが、それは違うと私は思ってます。
例えば無名の人とすでにフォロワーがたくさんいる人がいるわけですが、何もしなければ間違いなく後者が勝つでしょう。
これってフェアーかと言われたら微妙です。
実際、私は交流によっていろんな作品を読んできましたが、埋もれた名作というのは間違いなくありました。
でも読まれなければ、選考通過しないんです。
そもそも交流で選考通過してなかったら、私も受賞してなかった。
ただ、だからといって手当たり次第に交流しかけたり、ましてや読まずに☆だけ与えて見返りを狙うのは愚の骨頂。
そういうの、自分がやられたらどうでしょう。
交流するなら相手のことを考えて、相手が喜ぶことをしっかりやって、正しく交流しましょう。
過去に私が交流していたときの方法を、以下の記事でまとめてます。
ご参考まで。
ジャンルによって有効な戦法が異なる
「①読者に読まれるものを書く」戦法が有効なジャンル
この戦法は異世界ファンタジー、現代ファンタジー、ラブコメといった、人気ジャンルの場合に有効です。
こういう人気ジャンルの上位者は、PVも☆の数もフォロワーも数千、数万という単位。
交流でがんばって伸ばすには、あまりにも無理がある数値ですよね。
だから人気ジャンルは、もうとにかく読まれるものを書く作戦でいくのが得策。
「②交流がんばる」戦法が有効なジャンル
逆にこちらは、WEB小説ではあまり人気とはいえないジャンル。
ホラー、ミステリー、SFなどですね。
おもしろいんですけどね、このジャンル。
でも手軽に読めるのが売りのWEB小説には向いてないジャンルだったりするわけで、何もしなければとことん読まれない。
タイトルやタグをがんばっても、まあ読まれない。
なので、まずは交流によってPVや☆を少しずつ増やしていきましょう。
ランキング上位になれば、そこからが本当の勝負。
そうなったら読専にも読んでもらえる機会が増えてきます。
そういった方々に最後まで読んでもらって、おもしろいと言ってもらえたら勝ちですね。
そこまでもっていくためにも、まずは交流というわけです。
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まとめ
これまで、私は主にミステリーの部門で勝負していました。
交流もたくさんしたんです。
交流って、いいこと多いですよ。
Twitterのフォロワーも増えたし、交流した方からイラストのお仕事もいただけました。
ですが今回のWEBコン9では、交流が通用しづらい異世界ファンタジーで勝負します。
とはいっても、プロ作家部門なので読者選考の概念はないみたいですけど。
でもまあ、それもわかんないですよね。
確かに選考落ちはないかもだけど、選考基準が分からない以上、PVが稼げてない作品は受賞しづらいかもですし。
その辺は完全に選考員のみぞ知るところ。
まあ、なんにしても楽しみましょう!
ちなみに。
人気のジャンルに寄せるのもヤダ、交流もめんどくさいからヤダ。
そういう方はもう雑誌投稿とか、WEB公開じゃない新人賞にチャレンジするのがいいと思います。
それも一つの選択です。
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