「初心者でも絶対におもしろく書けるラノベの書き方」試し読み

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kindle出版

この本を取ったあなたはきっと、ライトノベルが大好きなのでしょう。
そして自分自身でも物語を創り出したいという、ワクワクした気持ちを抱いて筆を取ったのではないでしょうか。

しかし、いざ書き始めてみると、

  • 読者におもしろいと言ってもらえるストーリーが作れない
  • 魅力あるキャラクターが生み出せない
  • 何から書いていいか分からず、筆が止まる

そんな壁にぶち当たってしまったという人もいるでしょう。

この本では、これらの悩みを解決するための具体的なライトノベルの書き方、作り方を分かりやすく解説していきます。
この本を読むことで、

  • 読者が夢中になるようなライトノベルの作り方がわかる
  • ライトノベル作品を次々と生み出せるようになる
  • 多くの人に読んでもらえるライトノベルを書くことができる

といった未来が待っています。
ぜひとも最後までお付き合いくださいませ。

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第1章 ライトノベルとは?

ライトノベルとはいったい何なのか。

書き方やらノウハウを語る前に、これについて触れておきましょうか。
実のところ、「これこそがライトノベルだ!」といった明確な基準や定義があるわけじゃないんですよね。
とはいえ一般的には、以下のような特徴を持つ作品がライトノベルと呼ばれています。
漫画やアニメのようなストーリーを小説にしたもの

  • 一般文芸に比べて文章のノリが軽い
  • ファンタジーやラブコメなど、気軽に楽しめる作品

今は誰でもWeb上に小説を投稿し、自分の作ったストーリーを読んでもらうことができるようになりましたよね。
Web小説は通勤や通学などのスキマ時間に、いつでもどこでもスマホで読めることが最大のメリット。
なので腰を据えて読むようなしっかりしたものよりも、暇つぶし感覚で気軽に読める作品が人気を集めています。

ライトノベルは気軽に読めて分かりやすいので、Web小説にも最適なのです。
また、非現実的な世界観や心温まる恋愛模様、誰もがうらやむような活躍やモテモテ体験などを描くことで、読者に夢や楽しさを提供しているのもライトノベルの特徴の一つ。
ライトノベルは日常で味わえない願望を叶えてくれる、なんとも素敵なコンテンツというわけですね。

第2章 ラノベ制作の基礎

ラノベは文芸小説とは違った基礎が存在します。
この基礎を抑えずラノベを書き始めると、読者に見向きもされない作品になってしまいますよ。

特にこれまで文芸寄りだった人が自分の感覚だけでラノベを書くと、基礎から大きく外れた作品になってしまうことが多いです。

ということで、おもしろい作品を生み出すためにも、まずはラノベ制作の基礎を知ることが大切です。

ラノベの基礎

  • 徹底的に読者ファースト
  • 文章力よりおもしろさ重視
  • 重すぎる文章、長い描写は読まれない
  • 王道、テンプレは超重要
  • 流行り廃りの早さに食らいつけ

2.1. 徹底的に読者ファースト

ラノベは設定、タイトル、さらには表紙に至るまで、読者のニーズがはっきりしています。
一般文芸でも読者のニーズを満たすことは重要ですが、ラノベではその傾向がさらに顕著で非常にシビア。
求められていない要素があると、基本的に読まれないのです。

ラノベの最大の利点は「手軽に読めて、すぐに楽しめること」でしたよね。
そして、読者がラノベに求めているのは「気持ちよさ」や「爽快感」です。

この点を理解せず、謎解きや設定の斬新さだけをウリにして作品を書き進めると、読者にそっぽを向かれます。

具体的な例を挙げてみましょうか。

  • ヒロインに絡んでくる不良にビビり、主人公は足がすくんで何もできなかった。その苦悩、葛藤を描く
  • 信頼していた仲間に裏切られ、ふさぎ込んでいく主人公の痛ましい姿を描く
  • ヒロイン以外の人と結ばれる、浮気といった生々しい恋愛など

これらはどれも人間の弱い部分を描いていて、深みのある作品になりそうです。
おもしろそうと思う人もいるかもしれません。
しかし、ラノベに求められる「気持ちよさ」がまったくありません。

後々ハッピーエンドになるとしても、読者からすると先を読まずに閉じてしまいたくなるような展開なのです。

また、複雑な設定やストーリーも、かなり危険です。
売れている作品の中には、設定がものすごく凝っていたり、たくさんのキャラが登場する群像劇もありますよね。
こういった複雑な作品にあこがれて、自分も書いてみたいと思った人は多いんじゃないでしょうか。

しかしこういう作品は複雑なあまり、設定や世界観の説明が多くなったりしやすく、読者が置いてきぼりになる可能性がとても高いんです。

こういう作品を書くなと言っているわけではありませんよ。
ただ、自分の設定の凄さに酔いしれて、読者ファーストを忘れてしまいやすいので要注意、ということです。
本当に難しいんですよ、複雑かつ読者を楽しませる作品というのは。

ラノベは徹底的に読者ファースト!

これが分からずに作品の深みや設定のすごさのみを追求すると、全く読まれない作品が誕生しちゃいます。

【※補足】
ダメな例として「浮気」を上げましたが、実はWeb小説のラノベでは「NTR(寝取られ)」というカテゴリで「浮気」が流行ったんですよ。
このジャンルは主人公を裏切った女がどんどん落ちぶれていき、女を見限った主人公は幸せになっていくといった構成です。
要は男を捨てた女が落ちぶれていって「ざまぁ」というのが、このジャンルの気持ちよさのポイントなわけですね。
重要なのは「こういう作品はダメ」という一般論ではなく、読者のニーズを読み解いて期待に応えることなのです。  

第3章 ラノベの作り方・4ステップ

それではいよいよ、ラノベを生み出す具体的な手順について解説していきます。

大きく分けて、手順は以下の4ステップ。

1.何を書くかを考える
2.プロットを作る
3.執筆
4.推敲

手順1:何を書くかを考える

とにもかくにも、何を書くのかを決めないことには始まりませんよね。

どんなジャンルにするか。
ストーリーはどんなものがいいか。

そういったものを、まずは大雑把に決めます。

また、この段階でストーリーの軸も決めておきます。
この軸をログラインと呼びます。

手順2:プロットを作る

プロットというのは、ラノベを書くための設計書。

ストーリーの大まかな流れをさらさらっと書いておいて、頭の中にあるイメージを整理しておくのです。

また、世界観や設定、登場するキャラなども、メモ書きレベルで書き溜めていきます。

完結まで一気にプロットとして仕上げてもいいし、ある程度キリがいいとこまで練り上げたら執筆に移るのもありですよ。

プロットはあくまでも設計書なので、破綻なくストーリーが書きあげられるなら、どんなやり方でもよいのです。

ちなみに私はおすすめしませんが、プロットを書かずに勢いで執筆する人もいます。

すでに何十作も書いてきて、頭の中のものをアウトプットすることに長けているからこそできる芸当ですね。

プロットはストーリーをまとめるだけだと思ってる人もいるかもですが、実はそうではありません。

そのストーリーが狙った構成どおりになっているか、読者におもしろさや気持ちよさを提供できているかをチェックする資料にもなります。

プロットなしでここまでできるのであれば、プロットはいらないかもですが、そうでなければプロットをしっかり作りましょう。

ちなみにプロットなしで書き上げて結果を残す人を知っていますが、10万文字を一週間で書き上げてしまうような猛者でした。

手順3:執筆

プロットをもとに、文章を書いていく工程です。
文章量の目安は以下のとおり。

・ショートなら1~5千文字くらい。
・短編なら1~2万文字くらい。
・中編だと5万文字くらい
・長編なら10万文字以上。

長編というのは、だいたい文庫本1冊と考えればよいです。
慣れないうちは最初の一行目、一文字目から苦戦するかもしれません。

ですがご安心ください。
文章が書けなくて困っている人への対策も、本書でちゃんとお伝えしますよ。

手順4:推敲

執筆を終えたら、最後に推敲をします。
推敲とは、書いた文章を読み返しながら修正していくこと。

誤字脱字だけじゃなく、読みづらい箇所はないか、同じようなことを書いてくどくなっている箇所はないかなど、より良い文章に整えていきます。

また、ストーリーの破綻や矛盾がないかも、この工程でチェックします。
2~3周ほど繰り返しても、意外と見つかるもんなんですよね、修正箇所って。

ちなみに文章力は、この推敲がどれだけうまいかで決まります。
なぜなら人に読んでもらう文章は、推敲を行ったあとのものだからです。

文章力=推敲力!

書かれた文章のどこを直せばより良くなるか、それを見つけて修正できる力こそ、文章力と言えるでしょう。

本書で解説していること

「初心者でも絶対におもしろく書けるラノベの書き方」では、以下の事を具体的で分かりやすく、細かにお伝えしています。

【第一章:ライトノベルとは?】
「ライトノベルの定義」「ライトノベルのジャンル」について簡単に解説。

【第二章:ラノベ制作の基礎】
ラノベを書く上での基礎知識
・徹底的に読者ファースト
・文章力よりおもしろさ重視
・重すぎる文章、長い描写は読まれない
・王道、テンプレは超重要
・流行り廃りの早さに食らいつけ

【第三章:ラノベの作り方・4ステップ】
ラノベ制作の全体像をサラッと。

【第四章:何を書くかを考える】
以下の内容を徹底解説。
1.書きたいジャンルを決める
2.アイデア、ネタを出す
 ①流行りの作品の型から考える
 ②既存の作品を置き換える
 ③chatGPTにアイデアを出させる
3.ログラインを決める

【第五章:プロットの作り方・設定編】
「世界観」「時代背景」「地理」「社会・文化」「法則・ルール」の5つについて、実例も交えながら解説。

【第六章:プロットの作り方・キャラ編】
まずは以下の基礎から解説
・キャラ立ちとは?
・キャラを立たせるには?

基礎を学んだのち、キャラそれぞれの作り方を細かに解説
①主人公を作ろう
・主人公の特性
・2つのタイプを混ぜてギャップを狙おう
・天才に共感を持たせる方法

②かわいいヒロインを作ろう
・ヒロインが果たす役割
・テンプレ属性は効果絶大
・ヒロインの属性に自分のフェチを足してみよう

③敵/ライバルキャラを作ろう
・かませ犬のザコ敵
・強敵(中ボスやラスボスなど)
・主人公と競い合うライバル

【第七章:プロットの作り方・ストーリー編】
まずは構成の基礎から!
・起承転結
・三幕構成
・ストーリーは基本構成の連続

【第八章:プロットの作り方・エピソード編】
・必要なエピソードを洗い出してみよう
・エピソードを作ろう
・冒頭、第一話は超重要!
・第二話以降は転まで読者を引っ張る
 方法①:偶然や奇跡を起こす
 方法②:新キャラを登場させて化学反応を起こす
 方法③:狙いを決めてからエピソードを逆算する
 方法④:既存作品のエピソードの構成を利用する
・クライマックスを作ろう
・結末はサラッと短めに終わらせる

【第九章:執筆しよう】
・文章の基本①:セリフと地の文
・文章の基本②:文章のルール
・文章の基本③:一人称、三人称
・ラノベ読者が求める文章とは
・ラノベの文章を書くときのポイント
・筆が進まないときの処方箋

【第十章:推敲しよう】
・推敲の重要性
・推敲でチェックするポイント

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ラノベには書く楽しさだけでなく、読まれる楽しさもあります。

読者が自分の作品を通して狙いどおりに気持ちよさや爽快感を感じてくれる。
これは作者自身も、本当に気持ちいい体験なのです。

本書読めば、この楽しさを味わえる力が身につくでしょう。

それでは、本書でお待ちしています


初心者でも絶対におもしろく書けるラノベの書き方: プロ作家をめざす人のためのライトノベルのノウハウ徹底解説 基礎から応用まで!小説の書き方シリーズ第8弾!

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