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初心者向け小説の書き方講座、三人称の書き方を分かりやすく解説

小説講座

今回はさまざまな場面の切り替えが可能な、三人称について説明します。

こんな人に読んでほしい
  • 小説の初心者、作家志望者
  • 三人称って、どういうもの?
  • 三人称の書き方について基礎から徹底的に知りたい

この記事を読むことで、三人称のメリットとデメリットやルールが理解でき、三人称の小説が書けるようになりますので、ぜひ最後までお付き合いくださいませ。

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三人称とは

三人称ってことは、三人の視点なのかぽよ

うーん、ちょっと違いますかね

三人称は客観的な視点でストーリーが進むものや、場面によって視点が切り替わるものを指します。

また、一人称と異なり「僕」「私」「俺」といった代名詞の代わりに「彼」「彼女」もしくは名前を使用します。

「彼女は言った」
「太郎は思った」
「彼女の返答に、太郎は戸惑った。」

といった感じですね。

三人称には三つの種類が存在します。

  • 三人称限定視点
  • 三人称全知視点
  • 三人称客観視点

似たような名前の種類で、覚えるのめんどくさいぽよ

まあ、視点の名称まで覚えるのではなく、三種類の視点の書き方があるってことを押さえればOKですよ

三人称には三種類の視点が存在する

三人称限定視点

三人称限定視点は特定の一人に視点を定めて書くのですが、場面が変わると別の人物に視点が切り替わる文章です

色んな人物の心の中が描けるのかぽよ

そう捕らえていただいて構いません

一人称ではできなかった、「一方そのころ」ができるうえ、書き方は一人称に近いので三人称の中では一番書きやすいのではないかと思います。

  • 「太郎は怒りを覚えた。次郎の顔にも怒りの形相が張り付いている」

この場合、視点は「太郎」であり、太郎が怒っているという心の中を描いていますね。

視点が「太郎」にあるので、「次郎」は「太郎」から見て、どうやら怒っているらしい、という表現になります。

「私」や「僕」が「太郎」に変わっただけで、書き方は一人称とほぼ同じなのですね。

では、NGの例を見てみましょう。

  • 「太郎は怒りを覚えた。次郎もまた、到底許すことなどできないと思っていた。」

はい、NGです。

「太郎」と「次郎」の心の中を同時に書くことはできません。

一人称と同じなら、意味ないぽよ

ですが!

一人称と違い、別の場面へ切り替わったタイミングで次郎の視点に移ることもできます。

また、太郎や次郎が怒っている「一方その頃」、別の場所で行動していた三郎の視点に移ることもできるのです。

とは言っても、太郎の視点で書いているときは太郎以外の内面を書いてはいけないし、場面が切り替わって次郎の視点で書くときは、太郎の内面を書くのはNGになります。

1つの節で常に誰か一人の視点。

一区切りつけたら、カメラが別の誰かに乗り移るような感じで、特定の一人に視点が切り替わるわけですね。

三人称全知視点

先ほどの三人称限定視点では視点は切り替えられるものの、一つの場面においては常にだれか一人の視点でした。

それに対し、三人称全知視点はすべての登場人物の内面を同時に書くことができます。

  • 「太郎は怒りを覚えた。次郎は太郎の怒りをはるかに超えていた」

というように、太郎の内面も次郎の内面も書けるわけですね。

全ての登場人物の心の声が書けるので、「神の視点」とも呼ばれています。

便利ぽよ

ただし、この視点では、逆に誰かの主観になる文章を書いてはいけないというルールがあります。

  • 「太郎は偉そうな口調で言った」

偉そう、とは誰かの主観、そのように見えたという印象ですね
神の視点では、それはNGというわけです

不便ぽよ
意外と書くのが難しそうぽよ

そうかもですね
この全知視点で書かれた小説って、実は読んだことないかも
例になる作品、思いつきませんでした

三人称客観視点

登場人物の誰の視点でもなく、常に客観的な視点で書かれた文章です

さっきの全知視点とは逆ってことかぽよ

そんな感じですね

映画やドラマなどのように、登場人物の誰も気づいていないようなことまで書けてしまうのが最大の特徴です。

  • 「世界が滅んでしまうほどの隕石が、この星に接近していた。そのことを知る者は誰もいない。隕石落下まで、あと一か月」

こういうのも書けちゃうわけですね。

その分、登場人物の心の声を一切書いてはいけない、誰かの主観になる文章も書いてはいけないというルールがあります。

つまり

  • 「彼女の返答に、太郎は戸惑った。」

というのはNGです。

戸惑った」というのは太郎本人しか知りえない内面の出来事だからですね。

  • 「彼女の返答に、太郎は戸惑いの表情を見せた。」

これもNGです。

戸惑いの表情」というのは誰かの主観であり、人によっては戸惑った表情には見えないかもしれないからです。

  • 「彼女の返答に、太郎は眉根を寄せた。」

これはOKです。

眉根を寄せたというのは、内面ではない客観的な事実を書いているからですね。

なんだかめんどくさいぽよ

三人称で書くなら『三人称限定視点』

三人称で書かれた小説は、ほとんどが『三人称限定視点』です

そうなのかぽよ

少なくとも私が読んできた三人称の小説で、『三人称限定視点』以外のものに当たったことがないです

お主の読書量が足りないのではないかぽよ

まあ、それを言われると否定できないですけどね
たくさんの本の中から、私が偶然『三人称限定視点』以外の本を避けていただけかもしれません

それはさておき、一人称の小説が書ければ『三人称限定視点』も書けるでしょう

書き方はあんまり変わらないからぽよね

それに比べて『三人称全知視点』『三人称客観視点』は、視点が特定の人物に固定されていないので、視点をブレさせないように書くのが難しいです。

『三人称全知視点』『三人称客観視点』は出回っている小説もあまりない(と思われる)ので、手本が少ないというのも辛いところ。

特別な理由がなければ、三人称で書く場合『三人称限定視点』をオススメです。

三人称の利点、難点

三人称の小説は様々な場面を描けるので、異なる場所で起きた出来事がやがて一つの答えに繋がっていくような作品に向いています

ミステリーとかサスペンスぽよね

もちろん、異世界ファンタジーでも様々な人物の視点を描くことで、物語のスケールを大きくして盛り上げることもできます。

恋愛でも男女それぞれの視点を描いて、すれ違いや三角関係を盛り上げる効果も期待できます。

ただ、様々な人物の内面を描ける分、一人称に比べて主人公への感情移入が弱くなるという難点もあります。

また、視点が切り替わったことを1、2行目で伝えるような書き方を意識しないと、誰の視点なのかが分からず、読者が混乱してしまいます。

そういったこともあり、三人称は一人称に比べて難易度が高いです。

ちなみにライトノベルなどでは、名前ではなく「俺」「私」という一人称と同じ呼称にも関わらず、三人称のように視点が切り替わるものも多いですね

一人称と三人称が合体かぽよ

実はkindle販売している電子書籍「DEATH・マリー」に収録している「いつまでも側にいる」が、この手法で書かれています。


DEATH・マリー

三人称で「僕」「私」という書き方にする場合、「太郎」「次郎」といった名前で書くよりも、さらに視点切り替えに注意が必要です。

特に、違う人物だけど呼称が同じ場合、
例えば太郎の視点でも「僕は思った」、次郎の視点でも「僕は言った」というように、どちらの視点でも「僕」という呼称を使っちゃうと

「僕」って誰ぽよ?

となりますよね
めっちゃ混乱しますのでご注意を

視点の切り替え方

視点の切り替えの注意点とかは聞いたけど、実際にはどうやればいいぽよ?

では、実例を交えて解説しましょう

視点切り替えのタイミングは一区切りついてから

視点切り替えは節や章が終わったあと、次の節や章で行うようにします

視点切り替わりのタイミング例

     1

 春乃は目が覚めると、タンスの上に置かれたデジタル時計に目を向けた。
 七月十三日の土曜日。時刻は七時四十分。
 普段は正午あたりに目が覚めるので、春乃にとってはあまりにも早い目覚めだった。
     ……省略……
 コーヒーの入ったカップに口を付けたまま、春乃の体は動かない。しかし、頭の中はハツカネズミのごとく、激しく動き回っていた。

     2

 七月十三日の正午。
 聡は泊めてくれたことへのお礼と、勝手に出ていった優奈への謝罪を美月に告げて、美月の家を後にした。

1節では「春乃」の視点、そして2節から「聡」の視点になっていることがわかるかと思います。

1節の中で「春乃」以外の人物の視点に切り替えたらダメってことぽよね

そうです
単純に読者が混乱しますので

1、2行で誰の視点なのかがわかるように書く

視点が切り替わったことを伝えないまま4行、5行と文章が続くと、読者は視点が切り替わったことに気づけません

そうなるとしばらく読み進めてから違和感に気づき、

「ん? 今って誰の視点なんだ?」

と戸惑ってしまいます。

このミスは結構やりがちなので、注意しましょう

視点切り替わり後の出だしの文章例

「例1」
 聡はスマートフォンの着信音に起こされた。
 スマートフォンの画面の時刻表示を確認する。午前六時だ。

「例2」
 春乃は自分の意志で夢を見るのを止めたかのように、閉じていた目を開いて覚醒した。

「例3」
 室内電話のコール音で、亜紀は目を覚ました。
 棚の上に置かれたデジタル時計に目をやる。いつの間にか、椅子にもたれてうたた寝していたらしい。眠っていたのはほんの小一時間程度のようだ。

「例4」
 優奈はいつもの寝起きの悪さを感じることなく、自然に目を開けた。
 あたりを見回すと、見覚えのない天井や壁があって、すぐに自分が旅館にいるのだということを思い出せた。

え~、これらの文章は私の作品の視点切り替わりの1~2行目を抜粋したものです

どの文章も、誰の視点かをすぐに示すため、あえて視点となる人物の名前と主観を書いています

これなら1~2行目で誰の視点なのかを、読者に伝えることができるぽよね

まとめ

今回の解説内容
  • 三人称とは
  • 三人称には三種類の視点が存在する
    三人称限定視点
    三人称全知視点
    三人称客観視点
  • 三人称で書くなら『三人称限定視点』
  • 三人称の利点、難点
    視点の切り替え方

三人称は視点が主人公に固定されず、視点が切り替わる文章ぽよ

三人称には三種類の視点が存在しますね

三人称限定視点は登場人物の誰か一人の視点で書かれていて、場面が変わるときに別の人物の視点に切り替わるものぽよ

常に誰か一人の視点なので、同時に複数の人物の内面は描けないのが特徴です

三人称全知視点はすべての人物の内面が書けるぽよ

神の視点とも呼ばれていて、全員の内面が描ける分、誰かの主観になるような文章はNGです

三人称客観視点は人物の視点ではなく、いつでも客観的な視点ぽよ

登場人物の心の声を一切書いてはいけないという、なかなか難易度の高い縛りがあります

三人称で書くなら『三人称限定視点』ぽよ

三人称の中でも例となる作品が多いし、他の三人称に比べて一人称のように書きやすく、視点のブレも起こりにくいです

三人称の小説は色んな場面が書けるぽよ

その分、一人称に比べて主人公への感情移入が弱くなりやすいという難点があります
また、視点の切り替わりが伝わる書き方を意識しないと、読者が混乱しちゃいますので注意が必要です

では、一人称の利点を最大限に活かし、視点切り替えを注意しながら、様々な場面が一つに収束していくようなレベルの高い作品を書いてみてください。

おつかれさまでした

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