この記事では、安易な自費出版の危険性とノウハウ本の正しい出版方法を記した著書「印税で焼肉を食べる法」をご紹介します。
- 自費出版を検討している人
- 費用をかけずに出版したい人
- 詐欺まがいの罠に引っかからない、正しい自費出版をしたい人
「印税で焼肉を食べる法」は自分の本を出版する正しい方法だけでなく、誤った方法で出版すると痛い目にあってしまう危険性も示しており、自費出版を検討中の人にこそ読んでほしい著書です。
自分の本を出版したい人って、私にとっては同士みたいなもんだと思ってますので、ガチで変な失敗や損失だけは避けていただきたいんです。
身になる失敗ならいいんですけど、そうじゃない失敗もありますでしょ
今回ご紹介する本は、そういったことを避ける手助けにもなると思います。
印税で焼肉を食べる法: ビジネス書を電子書籍出版したい人のための教科書 作家の味方プロジェクト
なお、kindleの読み放題サブスク「Kindle Unlimited」の対象ですよ。
「印税で焼肉を食べる法」とは
「印税で焼肉を食べる法」って、おもしろいタイトルだけど、どんな本ぽよ?
自分の本を出版したい場合にどんな方法があって、印税がどのようになっているのか、自費出版や商業出版の裏側などが書かれた本ですね
なので、自費出版したい人も商業出版したい人も、基礎知識としてまずは一読していただきたいと思ったわけです。
特に、知っておかないと痛い目にあいそうだって思う内容もあったので、そういった意味でも強くおススメする一冊なわけですよ。
著者の「らぴ」さんとは?
「印税で焼肉を食べる法」の著者は月間15万人が訪れるブログ「作家の味方」の主「らぴ」さんです。
他にも「小説家になりたい人のための教科書」といった電子書籍もkindleにて出版していて、こちらはベストセラー入りしています。
以下の記事でも紹介しているぽよ
私は小説の書き方に関するブログを運営し、小説の書き方の電子書籍も出版していますが、こうした活動をしていると同じような活動をしている方との横のつながりというものが生まれたりします。
そういった経緯でちょっとだけ交流することもあって、「らぴ」さんが最新作を出されたということを知り、早速読んでみたわけですよ。
「らぴ」さんのブログ「作家の味方」は以下。
本の概要とオススメポイント4選
「印税で焼肉を食べる法」がどんな本かといいますと、
- 自費出版、商業出版、共同出版それぞれの違いを明確に伝えている
- 自費出版、商業出版、共同出版の裏側がわかる
- 商業出版における出版企画書の書き方(具体例付き)がわかる
- 売れる著書とはどのようなものかがわかる
- Amazonのkindle電子書籍出版のこれからについて言及している
こういったことが詳細に書かれた本ですね。
ちなみに私自身もkindleで小説の書き方の電子書籍を出版しており、これからもまだまだ出版していこうと考えているので、私にとってもすごく参考になる本でした。
オススメポイント① 自費出版の危険性を根拠込みで解説している
自費出版って危険なのかぽよ
これに関しては、私からは危険だなんてことは言えないんですよ
私自身が自費出版で痛い目に合ったことなんてないし、そういった知人を知らないので。
しかし、この著書ではそういった相談を著者自身が実際に受けたうえで、自費出版の裏側を語っているんです。
正直なところ、私がこの著書をおすすめする一番の理由がここです。
自費出版と聞くと、私はとある小説講座で知り合った方を思い出すんです。
ある新人賞で最終選考に残り、出版の話まであったけど、最終的に流れて「もう自費出版しようかな」とつぶやいたのが印象的でして。
「印税で焼肉を食べる法」を読んでいると自費出版には危険も多く潜んでいることが分かり、ふと、あの人は大丈夫かなって思ったんですよね。
すごくいい人だったんですけど、あれから連絡手段が途切れてしまって。
もちろん、自費出版を支援する出版社がすべて危険ってわけじゃないでしょうし、ちゃんとしたところの方が多いのかもしれません。
しかし自費出版って、出版する側からしたら知らないことだらけだし、危険が潜んでいることも事実らしいので、そこはしっかり押さえておきたいとこだと思います。
今は電子書籍であればkindleやBOOK☆WALKERでノーリスクでの出版ができる時代でもあるので、まずはこの著書を読んでから選択肢を改めて考察してほしいんですよ。
オススメポイント② 商業出版の裏側と実例付きの出版企画書
商業出版をするにはどのような方法があるのか、どういったことをすれば商業出版に行きつくのかが詳しく書かれています。
これはみんな気になるところぽよね
小説でいえば新人賞への応募が方法の一つとなるわけですけど、ならばノウハウ本やビジネス書はどうなのってところですね。
そういった部分がしっかり説明されていて、さらには出版企画書というものの存在と、その具体的な書き方から具体例までしっかり示されています。
商業出版を目指す人にもおすすめできる著書ですし、自費出版を考えている人にとっても選択肢の幅が広がる一冊でした。
オススメポイント③ 売れる本の特徴や作り方を示している
売れる本を出している人の本だから、信ぴょう性もあるぽよね
もちろんそれもあるでしょうけど、いろいろな売れている本を分析したうえで、どういった本が売れるのかを読者に伝えているのですよね
そのうえで、売れる本の作り方を解説していますので、
- 自分の出す本は有益な情報だから売れるに違いない
- 自分の本は他の本にはない良さがあるから大丈夫
と思っている人には、まず読んでほしい内容です。
良い本と売れる本はまったく違うということを知らずに出版してしまうと、痛い目を見るのは間違いないですから
売れる本ってどんなのかが分かる本ってことぽよね
オススメポイント④ 情報があふれているこの時代でも出版の意味を見出せる
今の時代って、ググれば割とどんな情報でも見つかってしまう世の中ですよね
それじゃあビジネス書もノウハウ本も売れないんじゃないかぽよ
それが、そうでもないんですよ
私の出した「初心者にも分かりやすい小説の書き方」もしっかり収益出してますし、出版した本にちゃんと価値を出すことができるのです。
それがなぜなのか、この「印税で焼肉を食べる法」を読むことで理解することができると思います。
一応、私個人のおススメとしては、個人で出版するならkindleなどの電子書籍出版ですね。
ノーリスクだし、上手くやればちゃんと読まれますからね。
kindle本出版の方法は以下の記事で解説しています。
「印税で焼肉を食べる法」では電子書籍出版のメリットや、今後の行く末などにも触れていますよ。
同じ著者の本が他にもたくさん
まずは「小説家になりたい人のための教科書」
これは以下の記事で私の書評を書いているので、ご参考くださいませ
筆を折った人のための創作論(入門編): 一時間でストーリーが作れる『小説の書き方』とは? 作家の味方プロジェクト
この「筆を折った人のための創作論」も読みました
ノウハウも書かれていますが、どちらかというとやりたいことの見つけ方や創作者のメンタルの持っていき方などが書かれています。
文芸の歴史などの話も多いので、ノウハウを多く期待する人ではなく、まさに筆を折った、もしくは折りかけている人に読んでほしい一冊です。
以下はまだ読んでいないのですが、そのうち読んでみようとか思っています。
物語を楽しく書いて売る方法: 感動するストーリーの作り方とは? 作家の味方プロジェクト
小説家のためのエッセイの書き方入門: 「売れる文章」と「書きたい文章」を両立させる禁断の文章術とは? 作家の味方プロジェクト
小説家のためのマーケティング戦略入門: 【新人賞完全攻略ガイドブック】報われない努力が減る出版の方法とは? 作家の味方プロジェクト
まとめ
印税で焼肉を食べる法: ビジネス書を電子書籍出版したい人のための教科書 作家の味方プロジェクト
ということで、月間15万人が読んでいるブログの主「らぴ」さんが出版している電子書籍「印税で焼肉を食べる法」をご紹介しました。
「らぴ」さんのブログは以下です。
小説を書く人にとって有益な情報がてんこ盛りですよ。
- 自費出版の危険性を根拠込みで解説している
- 商業出版の裏側と実例付きの出版企画書
- 売れる本の特徴や作り方を示している
- 情報があふれているこの時代でも出版の意味を見出せる
自費出版したいという方は、実行に移る前に読んでみることを強くおススメです。
この著書を読むことで、失敗による大損失を回避でき、出版に対する視野が広がることが期待できます。
正直、自費出版したい人って私としても同士みたいなもんなので、カモられたり失敗したりして沈んでほしくないんですよね。
紙で本を出すってものすごくお金がかかるから、今回紹介した本だけじゃなくて、色んな情報を事前に調べて、リスク管理をしっかりと!
みなさん!
変な失敗は避けて、自分の本を世に広めましょうぞ!
「印税で焼肉を食べる法」 は「Kindle Unlimited」 で読み放題ぽよ
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